屋上緑化・ベランピング開始の際の注意点について解説する【7コある】

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最近は都内のコンビニやビルの屋上で草本植物や樹木を育てる「屋上緑化」が流行っていますが、あれにはどんな効果があるんでしょうか。

 

効果と、屋上緑化を作る際に知っておかなくてはならないポイントについてこの記事では取り扱っていきます。

 

基本的には屋上緑化における注意点を書いておきますが、ベランピングをやっている・これからやろうと考えているあなたにとっても知っていて損のない内容となっています。

 

ベランピング

…「ベランダ」+「グランリング」の造語で、簡単に言うと、庭ではなくて、ベランダで手軽なガーデニングを楽しもうという企画です。

人によっては、雨の日などは全部室内に収納できるほどのコンパクトさにしている場合もあります。

 

屋上緑化の効果

 

狙いは、植物の持つ蒸発散による気化熱で建物の温度が低下することです。

 

都市部で建物の温度が低下すれば冷房装置の節電や、ひいてはヒートアイランド現象への対策につながります。

 

あとは心理効果ですね。

僕も屋上が緑化されている図書館にいったことがあるのですが、緑の中は居心地がよく、リラックスできました。

 

東京都では、一定基準を超える敷地面積を持つ建物には屋上緑化措置を条例として義務付けたので、あなたも屋上緑化に取り組もうと思ったかもですが、いくつか気をつけなければならないポイントがあります。

 

以下では屋上緑化の植栽基盤を作る際に気をつけるべき7つの要点について解説します。

 

実は「土」はかなり重い

 

 

これは予想外だったかもしれないですが、想像以上に「土」は重いです。

※4cmの暑さで60kg/m^2

 

これに対して、一般的な建物の地震荷重が60kg/m^2なのでぴったりです。

 

これが何を意味するかというと、建築前から建物に屋上緑化を想定していない限り土の重さで建物が破壊されるリスクがあり、=土を敷こうものなら人が屋上へ立ち入ったり、植物が大きくなる(=重くなる)余裕はないということです。

 

なので、解決策としては、最初から耐重量性の高い建築物にするか、軽量の土壌を使うかです。

 

ベランピングの場合、ベランダ全面を土にする人はいないはずなので、大丈夫だとは思いますが、とはいえ、「ベランダが落ちた」では笑い事になりません。

 

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「根っこ」を侮ってはいけない

 

これも予想外かもしれないですが、想像以上に根っこって「力」が強いです。

 

簡単にイメージするならば、根っこが下からアスファルトを突き上げて、ひび割れさせていますよね。

 

なので、対策としては、水の移動経路をコントロール下に置くために防水シートを敷いたり、根っこが防水シートを突き破ったり、予想外の隙間に侵入したりすることがないように防根シートを導入することが必要です。

 

ベランピングでも、気づかぬ間に根が伸びて、マンションや一軒家を壊していた…なんてことになったら笑えませんよね。

 

こちらの場合も同様に「防水シート」、「防水マット」で予防できます。

 

▪︎防水シート

▪︎防根シート

屋上では「風」も強力になる

 

屋上のコンクリの高低差で風の下から上へと突き上げる風向きの負圧が発生します。

 

これは超高層ビルでは最大風圧が数百kg/m^2に達することもあるとかでして、超危険です。

 

なので、対策として、屋上の中でも出っ張った壁から植物の鉢を離すことが必要です。

 

地上では風が当たらないように出っ張りの後ろに置くのが有効ですが、屋上では状況が違います。

 

その他の注意点【3つある】

 

その他途上と屋上で環境が変わってしまう注意点としては、「コンクリート面からの照り返しの強さ」、「温度」「湿度」の違いです。

 

これも、屋上と地上の環境の違いから生じているのですが、地上と違って屋上では、樹木や建築物が日陰を作ってはくれないため、これらの問題が生じます。

 

特に樹木は、温湿度の調節に一役買っています。

 

ベランピングでは、屋上緑化ほど神経質にならなくてもOKですが、とはいえ育てる樹種の選択は日当たり、温度、乾燥性の観点から買う前に検討しておくべきですよ。

 

結論と対策

 

ここまで読んでいかがだったでしょうか。

 

屋上は高さにもよりますが、植物にとっての環境が地上と大きく違ったりするので、すなわちそういった乾いた、風の強くて高温な環境に耐えられるような種類でないと屋上緑化には向かないことになります。

 

ベランピングでは、屋上ほどの乾燥ではないですが、とはいえ日当たりの場所を考慮して、場合によっては少し日陰にするなどの工夫をしても良いですね。

 

さらに、耐えられるだけでなく、急に成長するような種や、大きくなるような種だと屋上で成長しても運び出せなかったりするなど管理・維持コストが大きくなってしまうので、そのような種類も屋上緑化には適しません。

 

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