法面緑化(緑化工)とは?緑化基礎工、植生工、植生管理工を含め解説

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あなたは「法面緑化」とは何か知っていますか?

 

いえ、それ以前に「法面」が読めますか。

 

答えをいうと「のりめん」です。

そして、「法面」とは、分かりやすくいうと「人工的に作られた斜面」のことです。

 

さらに、「人工的」とは何なのかですが、切土や盛土(土を削ったり、乗せたりすること)によって作られます。

 

最初の質問の回答を言うと、「法面緑化」とは、拉致の法面を植生で覆うことで雨による土壌流出を防ぎ、法面荒廃を防ぐことです。

 

さらには植生被覆によって法面とその周囲の環境の調和を図ることも目的とされます。

 

イメージ的には上の画像のようにタネをまくことで斜面を緑化することで、「緑化工」とも呼ばれます。

 

今回紹介する「法面緑化(緑化工)」とは、林道や道路の建設者、および都市計画を作る市町村の為政者に必要となる知識です。

 

緑化技術の種類

 

 

法面緑化を行う際の緑化技術は大きく3つがあり、それぞれ「緑化基礎工」と「植生工」、「植生管理工」です。

 

そして、イメージしやすいように簡略に説明すると次のような感じ。

▪︎緑化基礎工:植物を植えるための土壌準備
▪︎植生工:植物の導入
▪︎植生管理工:導入植物の誘導、維持、保護

 

以下で一つずつ深掘りしていきます。

 

【ステップ1】緑化基礎工

 

※先に断っておきますが、今回の記事に関しては、挿入しているフリー素材画像はあまり当てにならないので、このイメージでは覚えないでくださいねm(_ _)m あと、イメージをつかませることを重視した説明文なので、試験等でこの説明で記述すると、減点くらうかもです。

 

「緑化基礎工」とは、緑化をするための土台となる土壌を作ることです。

 

実際に植物を植えるときに向けて、法面を削ったり、客土を入れたりすることで、植栽植物のための土壌の安定化、改善を図ります。

 

さらに細かく見ると、斜面の水を速やかに逃がすための「排水工」や資格の溝を作り、土壌流出を止める「法枠工」があります。

 

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【ステップ2】植生工

 

「植生工」は植物を実際に導入するための工事で、緑化基礎工で構築した耐侵食性を維持する狙いがあります。

 

植生工は大きく分けて2つがあり、それぞれ「播種工」と「植栽工」です。

 

「播種工」は「種子」を導入する工法で、土壌や接着剤、種子などをホースで順に法面に向かって吹き付ける作業。

 

「植栽工」は「苗木」を導入する工法で、苗木や枝、根株、地下茎などを導入します。

 

【ステップ3】植生管理工

 

植生緑化▶︎植生工(播種工、植栽工)▶︎と進んできて3つ目のステップがこの「植生管理工」です。

 

「植生管理工」とはいわば「その後の管理」でして、植生が初期目標に達しても植物の遷移について考えないと目標としていた最終形とは離れていってしまうので、必要に応じ遷移を誘導するような管理を追加することをします。

 

【まとめ】法面緑化は意外とシンプルだよ

 

この記事はいかがだったでしょうか。

 

今回はなるべく難しく説明せず、コンパクトにイメージを想像できるように書きました。

そのため、「法面緑化は斜面を緑色にすること」や、その緑化も「緑化基礎工という土壌の調整」から「植生工という播種or苗木を植えるステップ」、最後に「植生管理工という遷移を見計らった管理検討をする」という流れで法面緑化が行われるということが伝わったかなと思います。

 

結構緑化工で色々種類があって、ムズカシイ…。というイメージをいだきがちで、僕も最初敬遠していたのですが、大まかな工程の流れはこの3つなので、まずは今回紹介した3つを覚えつつ、枝葉を覚えていくという学習手順が良いと思います。

 

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