【テニス】「振動止め」はぶっちゃけ自己満足です【僕は使わない】

テニスの振動止めのおすすめ商品5選 テニス製品情報

こんにちは、KOYAです。

振動止めなしでテニスをプレーしています。していたこともありますが、吹っ飛んでなくなるので、やめました。

 

先日にしたツイートを引用します。

 

 

テニススクールでバイトしてたとき、「振動止めは必要ですか?」と聞かれました。
ぶっちゃけ不要で、僕自身も使っていません。

✔︎テニス肘の予防
✔︎不要な振動をカットする

なんて趣旨があるのですが、ガットが古かったり、硬かったり、よほどスイートスポットを外すとかでないのなら、なくてもオッケイ

 

上記を深掘りします。

ニコちゃんマークだったり、マジックマッシュルームだったり色々種類のある振動止めですが、実はそこまで衝撃吸収性はなく、自己満足だったりするんですね。

 

今回の記事では、前半で振動止めの性能について解説し、後半で「こんな振動止めもあるよ」と商品を紹介します。

僕がテニススクールでバイトしてきて、イケてると思ったものだけの厳選です。

 

サクッといきましょう。

 

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振動止めは、振動を止めないから使い物になる

 

むしろ、振動止めにその名の通りの衝撃吸収性能があったら、テニスに支障があります。

 

衝撃が伝わってくるからこそ、打感がわかる

 

振動止めの性能には、下記のようなトレードオフがあります。

 

 

 

  • 振動を完全にカットしないから、必要な打感がプレーヤーに伝わる
  • 振動を完全にカットしないから、ガットやプレーヤースキル次第で、必要以上の衝撃が関節にかかってしまう

 

 

上記のとおり。

 

技術的には高度な衝撃吸収もできそうですが、それをしてしまうと打感がぼやけてしまいます。

なので、「必要な打感は通し、不要なノイズだけカットする」という吸収程度を目指すのですが、今度はつけている意味がなくなったりと、、ムズカシイです。

 

打感重視のプレーヤーは、振動カットの弱いタイプを使う

 

振動止めにも様々な種類があり、商品によって「ストリングスとの接触面積」が違います。

 

そして、おおよそ「ガットの接触面積」と「吸収度合い」は比例します。

 

打感を大切にするプレーヤーは、接触面積の小さい振動止めを好む傾向にありますが、、。これ、「振動どめいらなくね?」とそのうち気づいたりします。

 

もちろん、使用しているガットの種類や、その新鮮さによる劣化具合でも衝撃が大きくなってきたりするので、保険に振動止めをするのは無駄ではないです。

しかし、先述のとおり、打感を伝えることを諦めていないのが振動止めなので、たいして怪我予防につながるほどは衝撃吸収をしません。

 

 どちらかというと、「振動止め」よりも「運動連鎖」の方が重要です

怪我予防という意味では、振動止めに期待するよりも、自分のフォームを見直すべき。

とくに、運動連鎖を見直すと脱力しつつ、ボールにパワーを出せるようになるので、上級者を目指すあなたは必ず身に付けたい技術です。

 

必要なテクニックはシンプルで、「非利き手の壁」と「テイクバック時のおへその向きを真横までひねる」の2つで完了。下記の動画を参考にしてみてください。

 

 

記事後半にうつります。

 

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振動止めの選び方、おすすめ商品

 

記事前半で述べたように、振動止めには価格的にも打感的にも下手に性能を上げすぎるわけにはいかないトレードオフがあり、そのためにしてもしなくても変わらない程度の性能になりました。

 

プロでも、フェデラーは振動止めしないし、ナダルやジョコビッチはする。どちらでも世界一になれますし、完全に自己満足の世界です。

 

振動止めの選び方は、自分がどれくらい振動をカットしてほしいか

 

記事前半で述べたように、「ガットとの接触面積≒衝撃吸収度合い」なので、あなた自身がどれくらい振動をカットしてほしいかで、自分のあった振動止めが変わってきます。

 

 

 

  • ガットが硬いor古くて、衝撃が大きいと感じる → 面積の大きい振動止め
  • ガットやラケットが柔らかく、そんなにカットしなくていい → 小さい振動止めorなし

 

 

振動止めは、衝撃カットが不要ならば小さいサイズでいいのですが、今度は「吹っ飛んでいってなくなる」という問題が生じます。

 

1個400円くらいなので、まぁ、なくなっても諦めがつきますが、萎えますね。

過去の僕は、「どちらかというとない方が打感を感じられるし、吹っ飛んで萎えるので、いらないや」と振動止めを卒業しました。

 

 注意:ガットが短期間で切れない人は、振動止めがあったほうがいいかも

僕は振動止めをしていませんが、よく考えたら2週間くらいでポリのガットを切ってしまうので、比較的ガットを状態良く使えていました。

 

しかし、大学の体育会を引退して、プレーの頻度が急激に低下。

 

劣化したガットでプレーしていたら、ガットがあまりにも硬くて振動がきつかったので、プレー頻度の高くないあなたは、振動止めつけた方がいいかもです。

 

おすすめの振動止め【面積別で紹介】

 

面積が大きく、衝撃吸収性の高いものと、面積が小さく、打感も重視しているものに分けて紹介します。※そんなに性能は変わらないです

 

 振動吸収性を重視したいあなたへ

 

こちら、横に長いタイプで、衝撃吸収性に優れ、吹っ飛んでいきずらいです。

そして、装着する場所は「横糸の一番下」なので、間違えないようにしてくださいね。

 

 コンパクトな振動止めで、打感を重視したいあなたへ

▼ヘッド

 

▼バボラ

 

▼キモニー:マッシュルーム

 

▼ウィルソン:ニコちゃんマーク

 

これらは僕自身高校生のときに使ったり借りたことがあるのですが、そんなに性能差ないです。強いて言えば、「キモニーのマッシュルーム」は打感への悪影響が少なく、心地よいかも。

 

というわけで、今回はこれくらいにします。

自己満足に、振動止めファッションを楽しみましょう。

 

2019.07.08   太平洋の離島にて