こんにちは、KOYAです。
高校時代テニス雑誌で紹介されていた下北沢のリバティクロスに行き、店主のおじさんにフェデラー熱を熱く語り、特別に展示のみのフェデラー専用プロストックを触らせていただいたことがあります。
先日以下のツイートをしました。
テニス雑誌購入の節約術に関して「おすすめする裏技」があります。
クラシックブレーク、スマッシュ、テニスマガジンと主流はこの3つですが、テニスマガジンは毎年12月になると「extra」という総集編を出します。
値段は1,800円くらいするけど、他1年分買わなくていいくらい各ショット分析されてます
「他1年分買わなくていいくらい」とか書くと雑誌編集部に嫌われそうですが、一個人の感想としては本音です。
今回は、「テニス雑誌ってどんなものがあって、それぞれどんな特徴があるのだろう」という疑問に答え、各雑誌の特徴解説と、僕のおすすめであるテニスマガジン「extra」について深掘りしていきます。
本記事の内容
▪︎テニス雑誌って主にどんなものがあるか知りたい
▪︎本屋にあるテニス雑誌を比較したい
▪︎テニス雑誌って定期購読しなくちゃダメなのか知りたい
上記の疑問を解決するべく、内容を深掘りしていきます。
なお結論としては、ふだんの雑誌3誌は本屋でチラ見して、「気に入ったら買う」のスタイルでいいかな、と思います。
テニス雑誌は主に「3種類」ある
次の3つです。
※クリックすると、各誌オンラインサイトが別タブで開きます
内容としては、「クラシックブレーク」と「スマッシュ」が正直似たり寄ったりの構成をしていて、月別にフォーカスされたショットのコツとATP/WTAツアーのトレンド情報、若干の国内大会の結果、練習法などが紹介されていて、分量も同じ感じです。
一方、「テニスマガジン」は毎月のコツの解説の分量は少なくて一冊の中で見るところは多くないのですが、質が良いというか、練習法なり、インタビューなり、読者を「う〜ん」とうならせるようなものが多かったりします。
とはいえ、「じゃあテニスマガジンが最強か」と言われると実際は3誌で優劣をつけがたいです。理由を次に解説します。
「この雑誌が絶対にいい」とか言えたらと思ったのですが、改めて家の雑誌に片っ端から目を通しても優劣はつけ難かったです、スイマセンm(_ _)m
テニス雑誌の3誌で優劣をつけがたい理由
読者によって、その時欲しい情報が異なるからです。
▪︎Aさん
→10代男性。ゴリゴリテニスをしていて、ある月は「どうやったらもっとスライスが伸びて滑ってくれるか」など積極的なテクニック解説を所望している
▪︎Bさん
→30代男性。圧倒的なフェデラーファンで、いつもフェデラーの連続写真やインタビューを見たいと思っている
▪︎Cさん
→50代女性。最近テニスを始めたが、さっそく肘が痛くなってしまったので、肘を痛めない打ち方、中高年でもできるテニスのコツを教えてほしいと思っている
上記の通り、多様な人がそれぞれ全く別なことをテニス雑誌に期待しています。
もちろん、それは編集部もわかっているので、どうしても毎月の中で「テクニック」、「ツアー最新情報」、「インタビュー」、「試合結果」、「怪我対策」、「メンタル」などなど、いろんな情報を少しずつ組み込むような形になります。
多様な情報を薄く広く分厚くない雑誌に載せることで、多様な層にアプローチすることができるのですが、逆に限られたお金と時間の中で雑誌のコンテンツを消費とすると、完全に「今の自分」が求めている情報を効率よく得ることが難しいのが現状です。
ここが現状の雑誌の良さであり、難しさでもあるところですね、、、。
なので、次に僕なりの情報収集の仕方を次に示します。
お金と時間を食わないテニス雑誌の買い方【マッチング戦法】
もちろん、テニスを始めたばっかりの初心者や、部活とかだったら毎月買ったり、定期購読を申し込んでもいいと思うのですが、あなたが中級者以上の場合、そんなに毎月読むべき必要には追われていないかと思います。
なので、僕のおすすめは「自分にとって必要な情報を分析し、マッチングするならその月買う」です。
<STEP1>平常時に課題をあぶり出す
「今僕はどんな問題を解決したらテニスがもう一段階進歩するんだろう」と課題をあぶり出す
→「そうだ、フォアハンドの前の腰の回転ができていないんだ」
<STEP2>本屋にてその月マッチングする雑誌が3誌の中にあるかチェックする
「腰の回転について扱っている雑誌は3誌の中にあるかな」
→「おっ、今月はクラシックブレークが『ユニットターン特集』をやっている。どれどれ、、」
→「非利き手で壁を作るイメージか」
→ここで、マッチングしていたならば購入し、自宅やその後の練習前にもチェックする
こんな感じで、「どの雑誌で買うか」というよりも「今月の雑誌で今の自分の課題にマッチングしている雑誌はどれか」にフォーカスして雑誌を選ぶと最短で効果を出せるかな、と思います。
「本屋で立ち読みするな」という声が聞こえそうで、確かにマッチングしなかった時には買わないかもなのですが、逆にマッチングした時には買うのでよしと許してあげてほしいところです。
こんな感じで僕は雑誌を「マッチング戦法」で買っていました。
マッチング戦法にはもう一つメリットがある
こうするとメリットがありまして、それは「時系列と自分の課題が積み重なる」ことです。
マッチング戦法で雑誌を買っていくことを継続すると、ある時点で購入する雑誌を時系列順に並べてみたら「おお、この時僕はこんな課題を抱えていたんだな」とわかります。
さらに、人間の癖は簡単には治らないので、再び過去の悪かった癖が再発した時にも再び過去に購入した雑誌を振り返ることで、その問題を見つけやすい利点もあります。
マッチング戦法で本を買えば、雑誌名は綺麗に揃わず本棚はガタガタかもですが、「自分の成長記録」とも言えそうな本棚ができますね。
絶対に買うべきテニス雑誌が一つある【12月限定】
ここまでは、「毎月出版されるレギュラーのテニス雑誌」についていろんな解説をしてきたのですが、全く別の存在で、1年に1冊しか出版されない雑誌があります。
それは、「テニスマガジン」の拡大特集号でして、「extra」、「トッププレーヤーベストショット」と命名されています。
再掲で申し訳ないのですが、このツイートの写真一番右側をご覧ください。
一番右のテニスマガジンが「テニスマガジンextra」です。
内容的には、表紙で「トッププレーヤーベストショット2019」と書かれている通りワールドツアーの上位選手のその年の写真に限って掲載しており、
▪︎サービス&スマッシュ
▪︎ユニットターン
▪︎リターン
▪︎フォアハンド
▪︎バックハンド
▪︎ボレー
がそれぞれ毎月の雑誌の1月分の特集に匹敵するくらい濃密に分析されています。
なので、正直「この1冊さえ買ってしまえばもう1年間他のを無理して買う必要はない」というくらい内容的に優れたものです。
とはいえ、こちらにも弱点があり「毎年12月頃にならないと手に入らない」のが惜しいところです。
さすがにこのクオリティを毎月は無理な要求なので仕方ないですし、読者も消化しきれません。
というわけで、12月まで待ってみると長いので、まずは昨年度のテニスマガジンextraとかをネットで注文してみると良いかと思います。
例えば2018年号だとこんな感じですね。※掲載写真は2017年度のもの
毎年その年その年新しいのが出版されますが、ベース的には毎年同じことが書かれているので、過ぎている年のものでも全く問題がなくてパラパラと写真をめくるだけでも自己投資になるかと思います。
そんなわけで、今回は以上になります。
せっかくこの記事を読んだので、その時間を無駄にしないためにも次の行動(1, extraの購入、2, マッチング戦法)へと生かしてみてください。