【過去の自分がライバル】あなたという存在をアップデートする生き方

メンタル・思考

こんにちは、KOYA@ソリンドです。

他人と比較したくなる感情をそぎ落としつつ、生きています。

 

先日に、下記のようなツイートをしました。

 

 

ライバルは常に「昨日の自分」であるべき。

よく言われることですが、上記が全て。
他者と比較すると落ち込んだり妬みが生じたりで、消耗します。

昨日の自分に対しては落ち込めないし、妬めないです。「勝つにはどうしたらいいか?」と自問することしかできません。 目標なくてもOKで、今を生きましょう

 

「昨日の自分」と勝負しつつ、「今」を生きましょう。

5年後の目標とか立てなくていいので、「昨日の自分」にだけ勝ち、自己更新さえしていけば、テニスでも、勉強でも、仕事でも、さらなる高みに至ります。

 

上記のツイートを深掘りしつつ、「あなたという存在」自体をアップデートしていく生き方について解説します。

 

スポンサーリンク

他者との比較は、消耗するだけですよ

 

僕は物心ついたときから、他者との比較で消耗していました。

 

学歴に固執するあまり、大切なものを失った

 

今となっては、それ自体ではなく、そこで得た経験こそに価値があると思っているのですが、高校生の頃の僕は「学歴」に固執していました。

 

MARCHは行く価値ない。国立じゃないと。

 

完全なる偏見ですが、このような謎のプライドを持っていました。実際に国立大に入って気づけましたが、「人の価値」はそこで決まりません。

 

むしろ、「そこで僕やあなたが何をしたのか」経験だけに価値があると思います。

 

「学歴で人より上から目線になりたい」17歳の頃の僕は、浅はかでした。

 

たしかに、受験の動機としてはよかったけど、自分より少しでも勉強できた仲間を妬んだり、そのせいで関係が悪化したり。完全に非生産的な感情ですよね。

 

そして、「ひがみ」のために大切な仲間を失ったことは、大人になった今でも後悔しています。

 

他人と比較するのを卒業したら、景色が変わりました

 

大学生になり、大学受験だけでなく、あまりにもキツイ体育会系の部活や理系の研究室を経験し、そして良質な本を数多く読破したことで、思考が変わりました。

 

 

 

  • 他者と比較すると → 消耗する
  • 昨日の自分と比較する → 消耗しない

 

 

たったこれだけなのですが、これに気づいただけで、周りとの衝突がなくなり、圧倒的に生きやすくなりました。

 

繰り返しですが、先ほどのツイートが本質なので、もう一度見返してみましょう。

 

ライバルは常に「昨日の自分」であるべき。
他者と比較すると落ち込んだり妬みが生じたりで、消耗します。

昨日の自分に対しては落ち込めないし、妬めないです。「勝つにはどうしたらいいか?」と自問することしかできません。 

 

上記のとおり。

自分自身に対して、「あいつだけずるいな、調子乗るなよ」とか思えないですよね。

 

そして、「昨日の自分」に勝とうと思ったとき、勝つための手札にあるのは「目の前の行動」のみ。

 

「10年後の目標」とか難しいことは考えなくていいので、「今日」を生きましょう。

 

 他者に嫉妬しても、萎えるだけですよ

 

嫉妬の次に、良いことって起こらないですよね。

 

周囲のだれかと比べて、劣等感や優越感を持っても、成長につながらない。

むしろマイナスで、劣等感で萎えてやる気を無くしたり、嫉妬して人間関係が悪くなったりするし、優越感で自己満足して、井の中の蛙のように成長がストップします。

 

というわけで、他の人に勝つより、常に自分史上最高を目指しましょう。「今」を生きれば、圧倒的な成長につながりますよ。

 

繰り返しですが、他人を意識しすぎると息苦しいです。

 

不要な感情は排除し、ロボットのようにただ「昨日の自分に勝つにはどうすればよいか」を自問しましょう。

 

時代の波乗りで、死ぬまで変化し続けましょう

 

年商1,500億円を誇る、ジャパネットたかたの前社長、高田明さんの基本的な会社運営方針が勉強になります。

 

 

「伝えることから始めよう」という本に記載されていたことなのですが、高田さんの経営方針がまさに人生の成功法則という感じでして、本記事の前半はまさにこの3つのポイントのうちの①と③を解説したものでした。

 

残る1つが、「自己更新を続ける」ということでして、これも生きる上で本質的な大切なスキルだと確信しているので、もう少し深掘りします。

 

スポンサーリンク

日本人は安定好きだけど、変化を恐れないで

 

インターネットの発展で高速で情報が共有、蓄積されるようになり、人類の進歩ももはや5年先が読めないほどの加速度的な速さに到達しました。

 

その結果、「今日の安定はもう明日の安定じゃない」とまでは行かないまでも、3年後の安定ではないですよね。

 

日本人の常識が崩壊しつつある件【2019年】

 

下記のようなこれまでの「常識」が2019年、いよいよ本格的に崩壊してきました。

 

 

 

▪︎政府による副業の推進

▪︎残業削減

▪︎45歳以上のリストラ

▪︎人手不足による倒産の増加

▪︎終身雇用の終了

 

 

「副業の推進」なんて、もはや政府がこれ以上企業が労働者の面倒を見きれないのを認めたようなものですからね。そして、先日トヨタが「終身雇用の終了」を宣言しました。

 

「WORK SHIFT 」とか読んでた人だと、「いよいよ本格的に来たか」という感じだと思います。2020年には「同一労働同一賃金」が法制化され、正社員とアルバイトでも、仕事内容が同じなのに給料が違うという状況が違法になるようです。

 

冷静に日本社会を見ると、このような状況です。

もしかしたら、あなたがこの記事を読んでいる頃にはさらに日本という国が変化しているかもですね。

 

というわけで、時代の変化を許容して自分自身が変化しないと、あっという間にいて行かれますよ。

 

【余談】近代の世界的な情勢の変化

 

参考までに、ちょっと昔からの世界の変化をまとめておきますね。

 

 

 

「ホモ・サピエンス」というスケールで見れば変化のスピードはますます早くなっているので、もはや「一つの職業」だけで死ぬまで食っていくことが難しい時代にこれから突入します。

 

成功者は圧倒的に「自己変化」している

 

このブログの読者さんはテニスファンも多いと思うので、「史上最高のテニスプレーヤー」と呼ばれるフェデラーさんの例も、先ほどの高田さんと一緒に例示しますね。

 

 

 

  • 先ほど紹介したジャパネット高田前社長の場合
    ①【職業】最初は長崎の小さなカメラ店で写真撮影&現像で儲ける。その後吸収を代表するラジオショッピングで売上を伸ばし、その後誰もが知るテレビショッピングへ。今は2016年に引退し、新たに企業した「A and Live」の社長。
    ②【売上構成】2010年のテレビ売り上げは960億円、しかし、2013年のテレビ売り上げは60億円。ところが、別の種類の家電で挽回し、総合的には2010年よりも儲ける。

  • フェデラーの場合
    ①【プレースタイル】プロとしてのデビュー当初はサーブ&ボレーヤー。2004年くらいはベースラインストローカー、今は圧倒的オールラウンダー
    ②【ラケット】85平方インチ→90平方インチ。2014年に、10年以上も使って何年も世界ランキング1位を共にした90平方インチをやめ、97平方インチ

 

 

長期にわたって生き残る人は圧倒的に時代の波に乗って変化していますよね。この記事を読むあなたがテニスファンだとしたら、テニスにおける、ポイントの取り方も変化してOKです。

 

ストロークが伸びなくて苦手なら、ボレーを伸ばせばいい。ボレーが通用しなくなったら、もっとサーブを伸ばして、サーブで崩してからボレーすればいい。

 

「今」を一生懸命に自己更新しようとしていたら、次にやるべきことは目の前に見えてきますよ。

別に、頑張って目標立てなくてOKです。

 

今や5年後の未来さえ予想できない時代です。

 

あなたはガラケー時代、これからスマホがここまで覇権を掌握すると予想できましたか。

 

テニスも、かつてウッドラケットからプロスタッフミッドに変わったように、プロスタッフミッドから黄金スペックでのパワーテニスに変わったように、今後もトレンドは大きく変わるでしょう。

 

そして、変化を拒むものは消えていくのが歴史の常なので、新たなビッグウェーブが出現した時、あなたは最大限波乗りすべき。

 

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

 

サンプラスは85平方インチよりも大きいラケットを受け入れられませんでした。

しかし、サンプラスを尊敬していたフェデラーは、彼を尊敬するからこそ85→90→97と時代の変化を冷静に受け入れ、時代の波に乗っかりました。

 

もしフェデラーがまだ90平方インチのラケットを使っていたら、もう2017年には引退していたでしょう。

 

「変化の許容」はその人の選手寿命さえ伸ばしてくれます。あなたの仕事で言ったら、「辞めるまでの年数」、「会社の寿命」でしょうか。

 

なお、フェデラーはウィンブルドンで優勝した2012年に「ラケットを変えよう」と決心していたそうで、成功の真っ只中でさえ自己変革しようとしているのが素晴らしいところです。

 

スポンサーリンク

 何歳になってからでも挑戦できます。遅くないです

 

ジャパネットのたかた前社長は37歳で自分の会社に独立しましたからね。

 

何事もやりたければ、何歳からでも挑戦できると思います。

ただし、37歳からテニスを始めて、国内プロになろうとしたら遅いかもですよね。

 

なので、現実的には「不可能」は存在すると思います。とはいえ、その場合は、追いかける夢をずらしたらOKです。

 

僕も大学のテニス部時代に戻ることはできませんし、引退してからなぜかテニスを研究しています。

もう、あんまり自分自身の役には立たないのにです。

 

でも、楽しいんですね。

最近はこのブログを通してテニスの情報を発信することで、たまにプレーしたときの自分のテニスの改善にも生きるだけでなく、ブログ記事を読んでくださったあなたを通して、一種の社会貢献につながっていると思っています。

 

長くなってきたので、今回はこれくらいにしようと思います。

 

最後に、僕が人生に影響を受けた本を2冊紹介しますね。

 

 伝えることから始めよう

 

この記事の内容をさらに発展させ、高田さんの経験、生き様を詰め込んだ本です。

「誠実に生きよう」と思えるようになるかと思います。

 

 LIFE SHIFT

 

僕は、この本も、リンダ・グラッドンさんがこの本の前に書いた「ライフ・シフト」も読んでいるのですが、これらの本を通して得た「2050年に向かっての世界の変化予想」の正確さにかなり驚いています。

未来がどう変化するか知った上で生きれば、立ち回りが変わってきますよね。

 

実は、僕がこうしてブログを書いている理由も、「ライフ・シフト」を読めばわかります。

 

というわけで、今回は以上です。

高田前社長の会社運営方針「①「目標を設定しない」 ②「自己更新を続ける」 ③「他者と比較しない」、あなたの人生にも取り入れていってみてください。