こんにちは、KOYAです。
ここ5年ほど足首の捻挫癖を克服したテニス人生をおくっています。
先日下記のツイートをしました。
小学校低学年の頃から足首の捻挫グセがあって、高校の時などもそれでよく自滅で捻挫してテニスが怖くなったりしていたけれど、ガシッとした足首サポーターを買ってからは捻挫グセが解消され、ここ5年くらいは1回も捻挫していない😌
怪我の再発防止はサポーターしつつ、原因の特定&改善に限りますね。— KOYA April 8, 2019
怪我の再発防止はサポーターしつつ、原因の特定&改善に限りますね。
上記のツイートに関連し、今回はテニスで痛めた足首の捻挫からの復帰&再発防止について解説していきたいと思います。捻挫は癖になって何回も足首を痛めますから、癖になる前に対策したいところです。
なお、僕は中学生の時階段からジャンプした際捻挫し剥離骨折をしたことさえあります、、、。
【STEP1】捻挫の程度を確認する
まず一番はじめにしなくてはならないのは、あなたの足首の捻挫がどの程度ひどいものなのかという現状把握です。
もちろんですが、痛みが強いならば骨折や靭帯が伸びてしまうことも考えられるので、整形外科でレントゲンを撮ってもらう必要もあります。
靭帯断裂や骨折についての判断基準みたいなものは、僕は医師でなくわからないので、MSDという製薬会社さんのホームページから基準を引用します。
足首を穏やかに触り、痛みが最も強い部位を特定します。靱帯の上の皮膚に触れると強く痛む場合は、おそらくその靱帯が断裂しています。骨の上の皮膚に触ると痛みが生じる場合は、骨折の疑いがあります。
出典:MSDマニュアル家庭版
上記のような症状がある場合、歩行さえ気力がないと激痛のため不可能なレベルだと思うので、診察後の対処(※)は医者に任せるとして、本記事では軽度の捻挫のあなたを対象に解説を進めていきます。
(※)基本的にはギブス装着&痛み止めの薬が処方されるでしょう。
なお、余談ですが、僕が足首を捻挫で剥離骨折した際は「3週間ギブス固定+松葉杖」でした。松葉杖で家まで帰宅すると、脇腹が痛くて圧倒的絶望です。
【STEP2】足首サポーターを買ってしまうのが間違いない
軽度の捻挫はその場でアイシングをすることはありますが、基本的には特別な治療はなく、安静にした後に痛みが落ち着けば再び運動再開していいよ、となります。
とはいえ、捻挫の足首を内側にカクンと折ってしまう動作は癖として再び引き起こしやすく、その動作が生じないようにするため、「足首用のサポーター」を買っておくことが求められます。
テニスは特に、前後だけでなく、横への急激な動きが多いので、捻挫しやすいです。そして、勢いもあるため、怪我の際のダメージも大きくなりやすい。
そんなわけで、テニスというハードな運動をこれからも継続するためには、靴下の上にサポーターをした状態でテニスシューズを履くのが一番です。
確かにテーピングもありますが、毎回巻いて、そして剥がす手間と、補強力を考えると、サポーターを買ってしまうのがもっとも手っ取り早く、かつ効果も高いかと。
おすすめな足首サポーター【2種類ある】
2つとは、スポーツ用サポーターとして定番で、失敗しない「ZAMST」と、錦織も使っているテニス用足首サポーター「ASO」です。
この二つは、かなりガシッとしていて、捻挫後の恐怖心にも打ち勝てる安心感があります。
スポーツ店とかいくと、結構薄手のサポーターも売っていたりするのですが、先述した通りテニスは運動が激しく、その分物理的な運動エネルギーも大きくはたらいているので、ある程度課金してでもしっかりとしたものを買ったほうが、自分の身体のためになります。必要投資という感じです。
ザムストとかだと、3,000円くらいのものと、5,000円くらいのものがあるのですが、かつての僕は3,000円くらいの方を買いました。
テニスをしていた時に剥離骨折していたら高い方を買っていたと思うけれど、その後のテニスでの捻挫のタイミングで買い、その時は症状が軽度だった関係です。とはいえ、結論としては、大満足でした。
薄手タイプは1,000円くらいですが、これは「支柱」みたいな足首の横方向へのねじれを抑制する装置がついていないので、最低でも2,000〜3,000円くらいは出したいところです。「安物買いの銭失い」ともいいます。
というわけで気に入った方を一つ用意しておきましょう。
ZAMSTの3,000円しないくらいのモデルで、費用対効果のコスパが一番良いかと思います。僕はこれを買いました。
ただ、もう千円ほど課金すると足首の固定力がより高まったタイプにできます。お財布と相談しつつですが、事実、このような足首の上の方まで固定できるタイプを買う人は多いですね。
そして、こちらが錦織さん使用タイプです。よく見ると、こちらは「靴ひも」のような紐があり、よりがっしりを固定することができます。値段は6千円くらいです。
使っている方のツイートを引用すると、下記の通り。
先週に滋賀で足首用のサポーターを紛失して来たんで、これを買い替えのチャンスと考えるようにして、錦織圭選手が着用してるのと同じのを買ってしまいました(汗)。
ただ、NBAの選手も着用してるこのサポーターの固定力は半端ないですよ。 pic.twitter.com/fE4Jkj6YBE
— 中島 保てない (@nakatamo) August 7, 2015
とはいえ、値段対固定力で考えて、個人的にはザムストで十分かな、というのが本音ですm(_ _)m
【STEP3】サポーターをしてテニスし、捻挫しない動作を癖づける
ここまで読むとサポーター万能に見えますが、人間の筋肉は使わなければ退化するので、サポーターをつけた状態でずっとテニスをしていると、逆にサポーターなしではテニスをするのに足首が弱い状態になります。
あるいは逆にずっとこれからもサポーターをつけていく、というスタイルもあって、マレーとかずっと足首にサポーターをしていますが、正解はないです。
▪︎捻挫→サポーター導入→サポーターをした状態でテニスをし、安全な動作を癖づけ→サポーター卒業
▪︎捻挫→サポーター導入→足首治る→捻挫予防にずっとサポーターはしてテニスをする
僕は汗で蒸れるのも嫌だったのでサポーター卒業してしまいましたが、とはいえ「安全な動作の癖づけ期間」として捻挫が治った後も3ヶ月くらい念のためサポーターをした状態でテニスをしていました。
この「安全な動作の癖づけ期間」は要らないといえば要らないのですが、しかし、この癖づけ期間があったから今「5年にわたって1度も捻挫していない足首」になれたともいえます。
これについては、あなたの自己判断でOKです。
そんなわけで、今回はこれくらいにしようと思います。
怪我をした後の復帰を無理に急ぐと、思わぬ新たな怪我をする恐れがあります。
僕もふくらはぎの肉離れをしたあと復帰を急いだらかばおうと膝に負担がかかりすぎ、靭帯損傷しました。
時には休みつつ、大丈夫そうになったらサポーターしつつ様子を見る感じですね。
テニスから離れる間も自分のテニスの動画分析、プロの動画を見て攻撃、守備パターン分析することであなたのテニスを伸ばせますよ。戦略的にいきましょう。