テニスで膝が痛いときのおすすめサポーター【靭帯損傷の復帰談あり】

怪我対策/体型・体調

こんにちは、KOYAです。

 

先日以下のツイートをしました。

 

 

テニスで膝が痛いとき、一番大切なのは「早いうちに、休むこと」です。特にサポーターに課金することは必須。

僕も学生時代肉離れ+腸脛靭帯損傷に苦しんだけれど、発生原因を潰すことで復帰できました。

いっときは休みつつ、代わりに頭を使って自分のプレーを分析して、復帰後の改良案を立てるだけ

 

練習を諦めることも時には大切です。

 

僕も肉離れしたまま無理してテニスに復帰した結果、今後はカバーしたことによって膝の靭帯を損傷しました。コートを去るのは辛いことですが、とはいえオフコートにこそテニス上達の秘訣はあります。

 

基本的には、症状次第でして、すぐ治りそうな程度なら、「膝サポーターを装着しつつ様子を見る」感じですね。ひどかったら休むのみです。「半月板損傷」 など、痛め方によっては手術になったりしますから。

 

膝の痛みの程度別でテニス上達のためにできることについて本記事では深掘りしていきます。

 

膝が少し痛むけど、すぐ治りそうなら【サポーターで様子をみる】

 

膝を痛めたけど、症状が軽くテニスができる場合、結論としては下記のサポーターを一つ手元においておけばOK。

 

万が一のために、このサポーターを用意しつつ、様子を見ましょう。サポート性能が弱すぎても膝痛いですし、強すぎても運動に支障があるのですが、こちらの製品は補強具合がテニスにちょうどいいです。また、コスパも良好です。

 

悲しいですが、一度膝を痛めた人は炒める要因が自分の動作の中にあるため、再度痛める可能性は高いです。そのため、今後のためにもサポーターを一つ持っておくのはわりと将来の自分を助けます。※僕も左右合わせて2つ所有しています。

 

というわけで、サポーターしてテニスをするのですが、テニスをしつつ、

 

 

▪︎膝の痛みはどういった動作が原因で生じているのか

▪︎どういう対策で今後の痛み発生を抑制できるのか

 

を考えていきましょう。

 

腸脛靭帯を損傷した僕の場合【原因の発見と対策】

 

どういった動作が原因で痛みが生じているのかを探るために整形外科とかに行くのはありだと思います。ググればネットですぐ出てきます

 

僕の住んでいる場所の場合、近所の整形外科がいまいちだったので、電車に乗ってスポーツ専門の整形外科にもいきました。

 

その結果、痛みの原因が膝の外側の靭帯を擦り減らすようなテニスの動作、足先の角度に由来することがわかったので、膝の外側の靭帯に負担を軽減できるよう以下のような対策を取ることができました。
▪︎足先の角度が内側にならないように意識しつつ、むしろ若干外側向くくらいの意識を持つ。
▪︎テニスの際も足先の角度、足の踏み込み方に注意する。
▪︎普段履靴底の外側がすり減るので、すぐに修理用チューブで修理する

※上記はあくまで僕の場合なので、鵜呑みにせず、あなた自身の対策をちゃんと見つけること。

 

かかと修理は「シューズドクター」を愛用しています。

 

基本的に、失敗を繰り返さないコツは「原因の把握と対策」にあるので、シンプルにそれを実行するだけです。

 

半月板損傷など重症の場合【オフコートで上達しよう】

 

症状が「半月板損傷」など、悪化すると手術が必要だというレベルであったり、ふだんの歩行でさえ強い痛みが伴うならば、あなたのテニス人生を長引かせるためにも、今無理をせずテニスから一旦離れることです。

 

ついつい無理してでも「部活のため」とか思って試合に出たくなり、その気持ちもわかりますが、なによりも大切なのはあなたの将来です。

 

マレーの股関節の怪我のように、「もう一度自分のベスト望むレベルでプレーしたいけど、それが叶わない」なんてことにはなりたくないですよね。

 

コートを離れても、実はオフコートでできることはたくさんあります。

下記で解説しますが、むしろオフコートの過ごし方でテニスの上達速度は変わるといっても過言ではないですよ。

 

ふだんから膝にサポーターして負荷を軽減しつつ、オフコートでできることを一つずつこなしていきましょう。

 

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オフコートでできる練習とは【ビデオ分析、戦略立案、練習立案】

 

オフコートでできることには次のようなものがあります。

 

 

 

▪︎体幹トレーニング、上半身の強化

▪︎ビデオ分析

▪︎プロの運動連鎖、戦略の研究

 

 

主にこれら3点です。

 

多少動けるならば、体幹と上半身を強化できる

 

体幹トレーニングはもちろん無理しなくて構わないのですが、足を伸ばした状態で、プランクくらいならできるのではないでしょうか。

 

動画は再生しなくてOKですm(_ _)m

上記のYouTubeのサムネイル写真を見て、プランクの正しい姿勢をインプットしてください。

 

男性なら、この姿勢で50秒×3、女性なら40秒×3もできれば問題ないでしょう。

 

また、ボブサップと山崎賢人の二人がテニスを同時にテニスを始めたとしたらどちらの方がボールの球威があるでしょうか。ボブサップでしょう。

 

上半身も筋肉がある方がラケットを振る負担が軽減され、テニスが楽になるので、歩行に支障がないくらいの痛みになってきたら市営の一回200円とかのジムでいいので、上半身の筋肉増加を試みてみましょう。
>>【筋トレは正義】ジムに通ったらテニスは強くなると確信【体験談】

 

理論的に考えれば、ビデオ分析は必須

 

たとえ上半身でもトレーニングをするとどうしても膝も曲げたりして痛いかもなので、その場合はしなくてOKです。むしろ、自分のそれまでに撮影していたビデオを徹底分析しましょう。

 

もし「えっ、ビデオなんか撮ったことないよ」という感じでしたら、それは上達の大きな機会損失です。下記の記事をぜひお読みになってください。

 

 

記事のタイトルこそ違えど、このブログでは繰り返しビデオ撮影の有用性について唱えてきました。

 

テニスの上達のための一つの大きな方法は「弱点の克服」で、弱点の克服のためには「弱点の発見」が必要です。そして、練習試合とビデオ撮影で弱点を発見できます。

 

よく恥ずかしがってビデオ撮影しない人がいますが、他の人と違うことができないと、人より早く上達することはできませんよ。断言します。

 

 

 

▪︎普通の人:「感情」で行動を決定する
→「ビデオ?恥ずかしいし、面倒くさいし、三脚ないし」

▪︎周りより早く上達する人:「論理」で行動を決定する
→「テニスを伸ばすためには弱点を潰すことが必須だ。そしたら弱点を見つける必要があるな。テニススクールで教えてもらうのもいいけど、お金と時間がかかるから、手っ取り早く試合して、それをビデオ撮影しよう」

 

 

まずは三脚を買ってみるところからスタートしてはどうでしょう。現在は三脚さえ買ってしまえばビデオカメラがなくてもスマホですぐ撮影できます。

 

スマホで自分のプレー動画を撮影したものを分析しつつ、プロのフォーム、特に腰のひねり戻しから生まれる運動連鎖を比較して、身体の使い方に無駄がないか確かめてみましょう。

 

思いのほか無駄は多いはずです。簡単な話、無駄になってしまっている運動エネルギーをその分もボールにぶつけることができれば、よりボールに力が伝わりますからね。

 

フェデラーの攻撃パターンを分析してみよう【知識ストック】

 

また、プロの試合を見る際、「フェデラーのフォームかっけぇ」と見とれていても上達しません。

 

 

色々やっているように見えますが、相手の崩し方は基本的に、

 

 

▪︎左右に動かす

▪︎上下の高低をつける

▪︎球種を変える

▪︎速度を変える

▪︎タイミングをずらす

 

 

これらのことをやっているだけです。フェデラーのサーブからの展開パターンを研究してみましょう。

 

サーブ&ボレー、デュースサイドワイドサーブ→逆クロスのフォア、ほかには何があるでしょうか。

 

自分の尊敬するプレーヤーの攻撃パターン、あるいは守備パターン、配球、フットワークなんかを観察しつつ、自分と何が違うか考えてみるのもテニス上達につながる有意義な時間ですよ。

怪我をしてしまった今だからこそ、取り組んでみてください。テニスは「頭」でも上手くなれます。