こんにちは、KOYAです。
過去の僕は、圧倒的に無駄な努力をしてしまっていました。
先日に下記のツイートをしました。
過去の僕は圧倒的に無駄な練習をしていました。「誰よりも長い時間コートで練習しているんだから、誰よりも早く上達するだろう」
現実は甘くありませんでした。自己満足は結果に繋がりません。テニスを伸ばすためには弱点克服が必要で、それを見つけつためには試合やビデオ分析、プロの戦略分析が必要
現実は甘くありませんでした。自己満足は結果に繋がりません。
テニスを伸ばすためには弱点克服が必要で、それを見つけつためには試合やビデオ分析、プロの戦略分析が必要
僕がテニスで遠回りをしてしまった要因
今振り返ると、数々の失敗をしていました。「脳筋」であり、「論理的な思考」をしなかったためです。
▪︎夏休み、毎日朝9時から夕方17時まで練習して、誰よりも上達できるだろうと思っていた
→昼の12時までしか練習しない友人に完敗
▪︎「何かわからないことがあったら俺に聞きな」とテニスに詳しい先輩がいたが、聞かなかった
→聞かなくてもいいけど、「聞けるとしたらどんなことがあるか」と自分の弱点発見のために頭を働かせなかったため、弱点発見の機会損失
▪︎後輩に負けて、「調子が悪かった」と言い訳
→プライドは感情。論理的に、「敗因はなんだったか」を考えて、それを潰せば、次は勝てた
▪︎後輩は自分のプレーをビデオ撮影していたけど、自分はあまりしなかった
→プライドを捨てきれず、弱点発見の機会損失
量も確かに大切なのですが、それ以上に「この練習は何に生かすためなのか」という目的意識の方が何倍も大切でした。思考の上で練習量も伴えば、最短でテニスが伸びると思っています。また、プライドにしがみついても何も得られないですよね。
努力をして、それが報われるものになるための思考法について解説していきます。
あるレベル以上にテニスを伸ばすためには、論理性が求められる
論理的な思考をすることを受け入れれば、テニスをより早く上達させられます。壁にぶち当たったと伸び悩んでいる人とかは、まさに「思考」することでブレイクスルーできることがありますよ。
基本的にテニスは「得意を伸ばす」or「弱点克服」で伸ばすことができますが、たいていの場合自滅によりポイントを失うので、後者の「弱点克服」でテニスを改善していきましょう。
テニスを上達させる、論理的な思考
「テニスを伸ばしたい」
→「弱点克服すれば、相手のつけいる隙がなくなるね」
→「弱点発見のために無料でできることとしては、何があるだろう」
→「まず、試合をすれば、何か発見があるな。それをメモしよう。さらに、試合の様子を動画に撮っておけば、雨の日とか分析できるな」
このような思考ができれば、テニススクールに通わなくとも、すぐにテニスが上達すると思います。テニススクールも、ある意味自分の課題を客観的に指摘してもらうために通いますものね。
というわけで、「ただなんとなく」テニスをするのをやめて、「今この時間のテニスは何を目的としてやっているんだろう」と考える癖づけをしてみてください。
頭を使うのは疲れるけど、見返りとして無駄な時間が減ります。「思考」していきましょう。
「量」×「質」の質は「思考」によって高められます
あなたはテニスにおいて「量」と「質」どちらが大切だと思いますか。
答えはありませんが、僕は、「量」だと思っています。特に、ある程度のレベルまでは何も考えなくてもボールを撃ちまくるだけで経験が積み重なり、それだけで上達するためです。
ですが、何も考えずに動物のようにボールを撃ち続ける人は、必ずどこかで伸び悩むのですよね。過去の僕も、気づかぬうちに、「力み」という泥沼にはまっていました。
とはいえ、伸び悩んでOKです。問題は伸び悩みをどう処理するかにかかっています。
圧倒的に「量」を重視して練習した結果、なんか伸びなくなってくる
↓ (この後の対処法が重要です)
▪︎引き続き、伸びない人
:テニスが上達していないことに気づかない。あるいは、言い訳して原因を追求しない
▪︎壁を乗り越えられる人
:詳しい人に聞くなり、ネットでググるなり、自分の動画を撮るなり、原因を特定し、それを解決する
基本的には、「量」の追求で構いませんが、壁を乗り越えるためには「思考」が必要で、この「思考」こそが「質」の正体だと思っています。「量×質」の正体は、「量×思考」ですね。
体調が悪いとき、病院で診察してもらって、不調の原因を特定しますよね。その上で、薬を処方してもらいことで、原因の駆逐という解決作業をしているわけです。とるべき行動は、それと同じですよ。
自分の弱点を発見しつつ、その弱点を克服するための練習法(球出し、撮影など)まで考えて、自主練のときに実践しましょう。
プライドを捨てると、上達できる脳みそになります
カッコつけ、恥ずかしさを排除すると、論理的な行動を取りやすくなり、圧倒的にお得ですよ。
▪︎プライドにしがみつく人:伸びない
→できない理由を探求するのではなく、思考停止に「言い訳」する
▪︎恥をかくことを許容した人:伸びる
→素直に「何が悪かったんだろう」と周りに働きかけたり、自分で調べたりなど、「行動」できる
あなたには、後者になっていただきたいです。
▪︎「友達にスマホで動画撮ってもらうの面倒くさい」
▪︎「自分のプレーを見るのは恥ずかしい。まして、それを先輩に見せて分析してもらうなんてなおさらだ」
こういう感情を捨て、能動的に行動できるようになれば、あなたのテニスはみるみる伸びていきますよ。
僕も学生時代圧倒的に上手な後輩がいて、「先輩だから『一緒に打ってくれ』と自分から言いづらいな」と自分のプライドにしがみついた結果、入部当初は下手くそだったけど、積極的にその上手な後輩と一緒に打つ別の後輩に抜かされました。その方が圧倒的に「ダサい先輩」ですよね。
というわけで、2018年後半から「『恥』という言葉を自分の中の辞書から削除」するつもりで「行動」することを重視しています。
この記事を読んでくださったあなたも、「恥」を捨てて、「自分から動く」ことを重視しつつテニスしてみてください。上達の上限が高まりますよ。
「友達に撮影を頼むなんてシャイな私にはしんどい」とかだったら、スマホ用三脚で自分で撮影するでもOKですよ。初めは小さなステップで行動していきましょう。
スマホ用三脚、僕も買いました。