こんにちは、KOYAです。
今回は近年ナダルに次ぐクレー巧者として注目されているティーム選手の練習動画を2本紹介したいと思います。
片手バックハンドといえばフェデラー選手ですが、ティーム選手の片手バックはフェデラー選手のそれとは大きく異なるのが特徴で、フェデラー選手のコンパクトなスイングに対してティーム選手のはダイナミックなフォームをとっているのが特徴です。
「練習の時から全力」と噂されるティーム選手に今回は注目してみましょう。
【動画1】2018年 BNPパリバでの練習動画
この動画は2018年のBNPパリバで撮影された練習動画です。
サーフェスはクレーで、ティーム選手のコートレベルビューになっており、我々が練習や試合で見ている視線に近い状態で、彼がどんな球を打っているのかを見ることができます。
注目したいのは、「凄まじいトップスピンの回転量」で、ボールの変化の角度ですね。
打った直後大きく上に進んで、弓の曲射のように相手コートに突き刺さっています。
強い体幹から生み出すスイングスピードの速さがボールスピードを高めている要因です。
また、しばしば打つドロップショットの正確性も素晴らしいです。
ドロップショットも想像以上にネットより高い軌道を描いていますが、強烈なスライス回転で落ちてきます。
バックハンドスライスは想像以上に、切って(しかし、かなり厚いあたりで押しています)、回転量を作っています。
サービスも早いですね。
【動画2】2018年USオープンでのプラクティス・マッチ
こちらは2018年の全米オープンの際の練習試合を撮影したもの。
サーフェスはハードコートなのですが、クレーよりも時間がないコートなので、ティーム選手も球の軌道を下げ、コートに適応しています。
防御面で注目したいのは、バック側に振られた際の片手トップスピンでのリカバリー。
スライドフットワークでオープン目に足を開いているのですが、それでも体幹を保っている器用さは全ての片手プレーヤーにとって参考になる点かと思います。
攻撃面では軸の入れ替えが目立つクロスのフォアとデュースサイドからセンターへうつスピンサーブの跳ね具合なんかは必見かと思います。
今後とも活躍が期待されるティーム選手。
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