こんにちは、KOYAです。
実物のフェデラーと車両1個分くらいの距離まで近づいたことがあります。
さて、先日に下記のような質問をいただいていました。
次の世代への移行時期も知りたいです!予想で良いので是非記事書いてください。ズべレフとかチチパスとかがランク1になるのはいつ頃か、気になる。
テニスはネットで見る程度の初心者で、好きな選手はヒューイットのネットぷれです!
— なつき虫@娘にロジカル教育 (@natsukin0606) May 26, 2019
ビッグ4の時代が終わったあと、ズべレフやチチパスなどの若手に世代交代するのがいつ頃になるのかという予想ですね。
以下のように返信させていただきました。
コメントありがとうございます😊
フェデラー、2012年当時は思いもしなかったですが、東京2020の可能性出てきました。
あくまで予想ですが、マレーが2019年ウィンブルドンで、引退。フェデラーが2021年に引退。ナダルが、その2年後、2023年に引退。ジョコビッチは2026年に引退。理由は記事にしますね😌
※スイマセン、一つ訂正で、「ジョコビッチは、2024年引退」と予想を変えておきますm(_ _)m
フェデラー、2012年当時は思いもしなかったですが、東京2020の可能性出てきました。 あくまで予想ですが、マレーが2019年ウィンブルドンで、引退。フェデラーが2021年に引退。ナダルが、その2年後、2023年に引退。ジョコビッチは2024年に引退。理由は記事にしますね😌
今回は、上記のリプライを深掘りしつつ、2019年5月時点での男子テニス界の将来予想をしていきます。
そして、先に結論をいってしまうと、下記のようなことを予想しています。
マレー、フェデラー、ナダルと順に引退したとき、ジョコビッチの1強時代がまだ続くと思うけれど、その後はしばらく男子テニスもセリーナ以降の現在の女子テニスのような、絶対的カリスマがいない状態が続きそう😌
ティームとかズべレフとか台頭したけれど、グランドスラムを優勝しまくる時代は終焉。
マレー、フェデラー、ナダルと順に引退したとき、ジョコビッチの1強時代がまだ続くと思うけれど、その後はしばらく男子テニスもセリーナ以降の現在の女子テニスのような、絶対的カリスマがいない状態が続きそう😌 ティームとかズべレフとか台頭したけれど、グランドスラムを優勝しまくる時代は終焉。
ジョコビッチのあとしばらくは、「絶対的カリスマ」が誕生しないであろうと予測しているのが、2019年現在の僕です。
2020年代は男子テニスも女子テニスのように、あらゆる選手にタイトルのチャンスが訪れる時代になると予想しています。
フェデラー、ナダル、ジョコビッチ、マレーらビッグ4の引退時期
あくまで予想に過ぎないのですが、僕は先述のツイートのように、予想しています。
あんまり縁起のよくない話で申し訳ないのですが、、。そう考えた根拠を一人ずつ解説します。
アンディ・マレーは2019年のウィンブルドンで引退
根拠は、「本人の発言」と、2017年から続く股関節の怪我の具体がひどいことからです。
マレーは2019年1月の全豪時の会見で、以下のように記者会見で答えています。
明確に長い間苦しんでいる。とても大きい痛みがある。もう20カ月だ。怪我がよくなるよう、できることすべてをやり尽くした。しかし、効果はほとんどなかった。6ヶ月前よりは状態はいいけれど、痛みはまだかなりある。厳しい状態が続いてしまっている
大きく消耗した。心理学者とそのことを度々話した。しかし、手助けにはならなかった。理由は、痛みが大きすぎるから。やりたいこと、好きなことができない。しても楽しくない。もはや楽しめなくなった。努力はしてきたけど、残念なことにそのうちのどれも怪我を治すほどではなかった。
現状はかなり厳しく、当時は「2019年の全豪で引退するかも。」とまで話が出ていました。
しかし、マレー本人的には祖国イギリスで開催されるウィンブルドンでプレー納めをしたいそうで、マレーがウィンブルドン2019年で引退するという予想はここからきています。
ロジャー・フェデラーが2021年に引退するのではという予想
こちらはマレーほどの根拠はなく、僕の肌感覚です。
フェデラーは、みんなが思っている以上に若い
フェデラーは「肉体年齢が20代レベル」と言われるほどで、見た目以上に体力があります。
2017年全豪で優勝しましたが、その時は35歳で5セットを3回やっての優勝ですからね。体力おばけすぎますよ。
そんなフェデラーも、年々数年後を見越したようなコメントも減って、「目の前のプレーを楽しむ」というスタイルに変わってきており、「いよいよその時も近づいてきているのだな」というのがファン目線です。
とはいえ、2019年時点でのフェデラーは、だいぶ足は遅くなってきたものの、まだまだ元気すぎます。
2017年に僕がフェデラーを見たときも、「生まれたての子鹿、プリンス」のような若さを実物から感じました。
写真で見るおじさんとは実物は大違いでしたよ。
というわけで、2021年の後半。40歳を迎えることまでは怪我さえなければ続けられそうだというのが僕の予想です。
ラファエル・ナダルは2023年に引退すると予想
本人も短くポイントを終わらせようとプレースタイルの変更を努力していますが、どうしても強烈なスピンで長いラリーで相手を削っていくスタイルのナダルは、試合時間が延びてしまいます。
そして、当然ですが、試合時間が伸びれば、自らの肉体の消耗も大きく、怪我もしやすいです。
誰よりも熱いハートを持つナダルですが、フェデラー引退後もって2年くらいではないでしょうか。たぶん間違いなく今後も怪我は発生しますから。
あんまりネガティブなことを書くべきではないとは思いますが、晩年は結果に苦しみそうです。
しかし、今のナダルなら、プレーできること、そのものに喜びを見出せると思います。
ノバク・ジョコビッチは2024年に引退するという予想
ジョコビッチの黄金時代はまだまだ続くでしょう。
根拠としては以下2つがあります。
▪︎圧倒的に試合数のわりに怪我が少ない
▪︎柔軟な体で、ストローク時のバランスがいい
▪︎性格上、勝てなくなってまでは続けなそう
柔軟な肉体を持っているからこそ怪我が少ないともいえますが、ジョコビッチはナダルよりも長くプレーできるはずです。
そして、2024年時点でジョコビッチは37歳で、ちょうどこの記事を書いている時点でのフェデラーの年齢です。
たぶん、ジョコビッチならその年齢くらいまでは勝てるでしょう。
性格上、勝てなくなってまでは続けなそう
しかし、フェデラーに比べて圧倒的に「勝利」にフォーカスするジョコビッチは「勝てなくなてきてまで無理してはやらなさそう」だとも予想できます。
もともとフェデラー、ナダル、マレーとのライバル関係の中で圧倒的に技術的にもメタル的にも成長してきたジョコビッチですから、もはや他の3人が引退したテニス界で、自分が老いて徐々に勝てなくなってまでは続けたがらないと思うんですよね。
そのような理由で、「ジョコビッチは2024年に引退するのでは」と予想しました。ポテンシャル的には元のツイートのとおり「2026年」くらいまでプレーできてもおかしくないと評価しています。
若手も台頭したけど、グランドスラムを優勝しまくる時代は終焉
マレー、フェデラー、ナダルと順に引退したとき、ジョコビッチの1強時代がまだ続くと思うけれど、その後はしばらく男子テニスもセリーナ以降の現在の女子テニスのような、絶対的カリスマがいない状態が続きそう😌 ティームとかズべレフとか台頭したけれど、グランドスラムを優勝しまくる時代は終焉。
続いて、上記のように考えた理由について、簡単に説明します。
プロテニスツアーのトップ層は高齢化しすぎた
フェデラーとか、ナダルとか、もう15年くらい活躍していて、ジョコビッチも10年くらい活躍できそうなのですが、逆にいえば彼らの活躍は、若手の芽を摘んだともいえます。
というのも、それまでのツアーは「30歳までには引退」という感じで、どんどん世代交代が起き、後発の若手がグランドスラムの決勝の大舞台を経験し、心身ともに圧倒的な成長をする機会がありました。
しかし、トップスピン全盛になってからは、そのようにはならず、ひたすらフェデラー、ナダル、ジョコビッチらで大舞台での経験の蓄積は消費されました。
ファン的には最高に面白い時代で、物語もあった時代であることは間違いなかったのですが、反動のダメージもあり、続く世代の選手ももはや20代後半が30代です。
というのが、ビッグ4ほどのカリスマ的存在がすぐには出て来なそうだと予想している理由です。
あるいは、現時点で「老いぼれをガンガン倒す、毎回倒す」というレベルまで達する、それこそかつてのフェデラーやナダルのような10代後半〜20代前半の選手が現れているかと今のズべレフやティーム、チチパスもそこまでは到達していません。とても難しいことなんですけどね。
というわけで今回は以上にします。
次は、「なぜフェデラーやナダルが30過ぎても勝てるのか」ということについて扱いますので、また楽しみにしていてください😌