大坂なおみが日本語苦手なのは当たり前。彼女を知ろう【メディア悪】

大坂なおみ、日本語、二重国籍選手情報

こんにちは、KOYA@ソリンドです。

大坂なおみさんをもう少し尊重した対応を、メディアはするべきだと思っています。

 

先日に、下記のようなツイートをしました。

 

 

大坂なおみのインタビューを観て、「あれ、日本語がちょっと不自然、、、」と思ったかはずなのですが、育ちを考えると当然です。

ハーフの大阪さんは3〜4歳のとき渡米し、以降アメリカ育ちだそう。
むしろ、カタコトでも日本語話せるのがすごく、日本語のインタビューを強要するのは失礼かもです。

 

過去の僕も、はじめて彼女のインタビューを見たときに、カタコトな日本語を聞き、違和感を感じました。しかし、その後すぐに彼女の経歴をググり、「自分の無知」を反省しました。

 

5年後くらいの将来を見越して、記事を書きます。

もう少し、選手を知って、知った上で選手を尊重した扱いをインタビュアーもするべきです。

 

大坂なおみの経歴【ハーフでアメリカ育ち】

 

観る側の無知によって、SNSに失礼な書き込みをする人がいて、それを見てまた心が痛むので、彼女の経歴を知る限りでまとめます。

 

 

 

▪︎大阪出身の母、ハイチ出身の父のもと、大阪に生まれる。

▪︎3〜4歳でアメリカに移住

▪︎その後アメリカで圧倒的にテニス練習

▪︎2018年にUSオープン優勝、2019年に全豪優勝

 

 

ざっくり年表は、上記のとおり。

以下もう少し深掘りしますね。

 

大阪なおみさんの出生

 

大阪なおみさんなのですが、大阪府大阪市で生まれたそうです。

めっちゃ「大阪」です。 ※この記事を書きつつ、ゲシュタルト崩壊してきました、、、

 

そして、お母さんが日本人。お父さんがハイチ出身の黒人の方なので、大阪なおみさんは「ハーフ」ということになります。

 

そして、3〜4歳でアメリカに移住して、ずっとアメリカで暮らしていたんですからね。むしろ、なんで若干日本語話せるのか。そっちを褒めた方がいいくらいですよ。

 

つまり、大阪さんにとっては、「英語=母国語、日本語=第2外国語」相当の使用頻度です。

 

試合後興奮も冷めないうちのインタビューで、無理やり日本語対応するのはマジで配慮がない。

 

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 大阪なおみさんのお父さんがすごい

 

そして、3〜4歳のときにアメリカに家族で移住したようで、3歳のときからお父さんにテニスを習い始めたとか。

 

なお、すごいのがこのお父さんで、なんとテニス経験のない方だそう。

 

ふつう、テニスのプロ選手になるような家系って、ドルゴポロフしかり、両親が「テニス選手」って家もあるほどで、「お父さんの独学」で成長した選手は聞いたことないです。

 

ところが、お父さんの徹底研究の末、大坂なおみさんにはお姉さんがいらっしゃるのですが、姉妹ともにプロになったそう。

もちろん、途中からはコーチをつけたにしろ、一番最初を独学で研究しつつテニスを身につけさせたお父さんすごすぎですよ。

 

運動連鎖とかどうやってわかったんですか、、、m(_ _)m

>>関連:【テニス】「脱力」を最短で習得する方法は「軸で打つ」ことにある話

 

セリーナ/ヴィーナスのウィリアムズ姉妹を見た影響も大きかったようで、、、いや、それでも独学でテニス教えられるのはすごい。

 

大阪なおみに対する日本語インタビューは、タイミングを図るべき

 

というわけで、大坂なおみさんは日本人で、日本語も確かに話せなくはないのですが、使用回数的な母国語ポジションの言語は、「圧倒的に英語」です。

 

その証拠に、彼女のどのインタビューを見ても、「スラスラすぎるかっこいい英語があり、片言で、勉強中感のある日本語」があります。

 

これには本人的にも「不自由感」を感じているはずで、興奮しているときや、感情をしっかり伝えたいときは、「英語」を選ぶはず。

 

試合直後とか、英語で話させてあげましょう

 

試合を見ていて、たとえ日本のメディアであっても、英語で話させてあげた方が楽だし、素直な感情を伝えられると思うんですよね。

 

その証拠に、彼女は2019年の全豪でクビトバを破って優勝した直後のインタビューで、日本語インタビューを拒否しましたよね。

 

これは、彼女が日本を拒否したかったわけでは決してなく、「英語の方がスムーズに出てくるから」、「言語を口から発するまでの障壁が少ないから」それだけだと思います。

 

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 日本メディアはもう少し空気を読みたい

 

「日本の観客へのメッセージを」と、日本語での返答を求めたくなる気持ちも理解できるのですが、試合の直後などだけは、もう少しだけ、選手に配慮したいですね。

 

もちろん、日本のテレビ番組とかに出演される際なんかはテニスという本業中でないし、日本語でいいと思いますよ。

 

そういった、「わずかな発信側の配慮」があれば、今年の全豪時のような、「無駄な摩擦」が起きなくて済みそうに思います。

 

 ナイキにも報道の仕方が揶揄されている

 

ナイキのCMって、過去のものも含めて、わりと、「社会への皮肉」を題材にしたりすると思います。

 

 

大阪さんもアディダスから、ナイキにウエアのスポンサーを2019年になり変更して、その後のCMで、下記のような記者の質問が動画内で扱われました。

 

日本人かアメリカ人か、自分をどちらだと信じますか。

 

日本語で答えてください。

 

またこの後もカツ丼食べますか。

 

もっと笑顔を見せてみたら。

 

かなり失礼な、配慮のない質問ですよね。べつに、大坂なおみさんだけでなくて、世界中の有名人がこういた愚問に苦しめられていると思いますが、他人の足を引っ張っても、何もいいことはありませんよ。

 

そんな記事を出版しても、出版社は読者からの信頼を失いますし、そんなことにも気づかない出版社は愚かです。

 

 大坂なおみは今後も成功できる素質を持っている

 

というわけで今回はこれくらいにしようと思います。

 

大阪なおみさん。この記事を書いている段階で、21歳です。

そして、一つの成果を出してもそれに満足せず、再び「目の前のこと」に集中できることが彼女の強みで、これができるのであれば、今後も大きな成果を出せると思います。

 

 

2018年のUSオープンで優勝した後のインタビューで、彼女が「次の東京を頑張りたい」とする旨の発言をみて、僕は驚きました。もう前を向いているのかと。

 

しかし、過去でも、未来でもない。「目の前の今日」それだけを一生懸命に生きるのが成功者に共通する行き方だったりします。

 

21歳にしてすでにそのスキルを身につけている大坂なおみさんをリスペクトしつつ、僕も「目の前の今日」に集中して生きていきます😌