フェデラーはいつ引退してしまうのか【結論:2022年までいける】

フェデラーが引退するのはいつ?選手情報

こんにちは、KOYA@ソリンドです。

最近は、顔出しでテニスユーチューバーもやっています。

 

先日に、下記の動画を公開しました。

 

 フェデラーはいつ引退してしまうのか【少なくともあと3年はいける】

 

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【結論】怪我さえしなければ、あと3年は余裕

 

フェデラー自身も、「怪我をしないように」や「健康に気をつけている」とは近年常々口にしていますが、ほんとにその通りだと思います。

 

なぜなら、体調が万全で、練習もしっかりできた状態で大会に挑めた今年は、怪我明けの2014年(5年も前)よりも、よほどいいプレーができているからです。

 

フェデラーの体力は、20代後半レベル

 

専属のトレーナーをつけて、オフコートでのフィジカル強化も図っているフェデラー。

 

2017年全豪オープンで錦織と対戦したときも、ぶっちゃけ「フェデラーの方が体力あるのでは」と思わずには入られないほど、ファイナルセットでの動きが軽かったです。

 

一方、さすがに2012年に腰を痛めて以降、30を過ぎた身体は確実に怪我しやすいものになっており、2016年もウィンブルドン準決勝で転倒して、数秒の間動けなくなってしまうほどでした。

 

フェデラーが引退するのは、「ビッグ3」としてやっていけなくなるとき

 

フェデラーが言う、「ワクワクしなくなるとき」とは、すなわち「ジョコビッチやナダルに勝てる気がしなくなるとき」でしょう。

 

先日のウィンブルドン決勝でフェデラーはジョコビッチに敗北しました。昨年のパリ2018もです。

しかし、中身的には互角でしたし、ウィンブルドン2019ではナダルに勝っています。

 

そういった意味で、他のビッグ2に手も足も出なくなるまでは、フェデラーの頭の中に「引退」の2文字はないでしょう。

 

逆に、もうテニス界にやり残した悔いもないはずなので、現在のデルポトロやマレーのように怪我が続いてしまう状況になった場合、フェデラーの場合はあっさりと引退してしまうと思います。

 

そういった意味でも、「怪我さえしなければ、あと3年くらいはプレーできるはず。」というのが、僕の主張です。

 

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フェデラーは37歳なのに、なぜまだ強いのか

 

10年前はナダルに負けまくっていましたが、最近はむしろほとんどフェデラーが勝っていますよね。

 

【2015-19】フェデラーがナダルに連勝できている理由【3つ】」でも扱いましたが、フェデラーがまだ現役でプレーできる理由に軽く触れておきます。

 

フェデラーがまだ現役でやっていける理由

 

 

  • 飽きないテニスへの情熱
    :いまだに改善を繰り返して、進化しています
  • 身体への負担の少ないプレー
    :ショートポイントが多いです
  • 世界からの注目
    :世界中、どこにいってもホームのように応援してもらえます

 

 

順に解説していきますね。

 

飽きないテニスへの情熱

 

フェデラーのすごいのは、どんな記録を出しても「現状に満足してあぐらをかかなかった」点です。

 

ふつうなら、国内1位になったり、グランドスラムで初めて優勝したりしたら満足しますよね。

しかし、フェデラーは満足はしつつも、次の目標へ向かう姿勢を変えなかった。テニスそのものを楽しみ続けた。

 

 フェデラーは目標も、どんどん変えていける

2008年くらいのフェデラーは、もっと目がギラギラしていて、「グランドスラムでのタイトル」を虎視眈々と狙っていました。

 

2009年に生涯グランドスラムを達成し、父親になり、もうテニスで成し遂げてないことがないくらいになりましたが、まだ次の目標を見つけていたのです。

 

そこがすごくて、2012〜14年くらいの頃、「娘たちにパパのプレーを見せたい」と言い、あくまで第一線で勝負し続ける背中を見せることにこだわりました。

 

先日のウィンブルドン2019では、悔しすぎる準決勝でしたが、娘たちもパパの勇姿を見れましたよね。

 

 フェデラーは「変化」を柔軟に受け入れる

また、2014年には、エドバーグと組んでラケットを大きくし、ネットプレーを増やしました。

2017年には、リュビチッチと組んで、ネオバックハンドを爆発させました。

 

そんな、自分が絶対とは思わず、常に変化をいけ入れられる柔軟さが、フェデラーの生き残ってきた理由です。

 

身体への負担の少ないプレー

 

フェデラーがまだ現役でプレーできている理由の2つ目は、そのショートポイントにあります。

 

基本はバリエーションが多くて慣れづらいサーブ&フラット系のストロークで、とにかく時間を奪ってきますが、ちょっとでも慣れてきたら、スピンの弾道を高めたり、角度をつけたり、ドロップを混ぜたりで変化をつけてきます。

 

なので、結局「やりづらい」相手であり、フェデラーペースに試合が傾倒していくのですね。

 

相手がちょっとでも体勢を崩したらすぐにネットに出てくるので、ラリーもすぐに終わってしまう。どうしても、フェデラーから時間稼ぎができない。

 

ネットへ走る回数は多いですが、自分から仕掛ける分相手に右へ左へと振り回されることは少ないので、意外と消耗しません。

 

それにフェデラーは僕らが思っている以上に若い体力があるので、結構走れますよ。

 

 余談:実際の外見も若かった

こちらは余談ですが、2017年に僕が直接フェデラーを見たとき、ホンモノは思いのほか若かったです。

 

スマホで見ると「シワのあるおじさん」かもですが、オーラは柔らかく、しかしバカにできないもので、「子鹿プリンス」という感じでした。(意味不明でスイマセン)

 

世界からの注目

 

3つ目はファンですが、この存在はフェデラーがテニスを続ける上で少なからず影響あるんじゃないかなと思います。

 

いまだかつて世界中でフェデラーほど愛されたテニス選手はいないですし、自国の選手と対戦してもアフェーにならないのは、フェデラーだけです。

 

試合では、みんなが「これが最後の試合かもしれない」と1秒1秒を惜しむように観戦し、絶叫する。

 

テニスの試合のはずが、マイケルジャクソンのライブみたいになっていますからね。

 

 フェデラーの影響力は、引退後も続く

さらに、ユニクロはフェデラーと「10年間330億円」の契約を結び、フェデラー引退後までその活動を支援するとしています。

» フェデラーがナイキからユニクロに変えた本当の理由【お金ではない】

 

これが何を意味するかというと、引退後もフェデラーの活動を支援するスポンサーがいることになります。すなわち、フェデラーがエキシビジョンやチャリティイベントを企画したいときの資金調達が容易になるということです。

 

もちろん、フェデラーがどこまで体づくりやテニスの維持にモチベーションを維持できるかによります。

加えて、子供達のサポートが最優先になるでしょうから、もしかしたらまったくこれまでとは違う第2の人生になるかもしれません。

 

どうなるかはフェデラー本人含めてまだ予定がないでしょうが、その時々を、我々ファンも楽しんでいきたいですね。

 

今回も、当ブログを最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

また次の記事なり、YouTubeでお会いしましょう。

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