フェデラーvs.ナダル ←どっちが強いのかは●●です【断言する】

フェデラーナダル対戦成績選手情報

こんにちは、ソリンドです。

フェデラーとナダルの勝負を毎回毎回「これが最後になっちゃうかも、、、」と思いつつ、祈りつつ観戦しています。

 

※なお、この記事は、「全仏オープン2019年」でフェデラーが勝ったのか、ナダルが勝ったのか知らない段階で書かれていることを、最初に断っておきます(記事執筆は2019.06.07:全仏準決勝前)。

 

そして、僕は実物のフェデラーを見に行ってしまうくらいのフェデラーオタクですが、客観性を持って、今回の記事を書きます。

 

先日に、下記のようなツイートをしました。

 

 

「フェデラーとナダルどっちが強いか?」というテニス界究極の質問。僕の考えは下記のよう

・2004〜2019全ての期間で見ると、ナダルです。(対戦成績が物語る)
・2004〜2012のクレー以外のサーフェス→フェデラー
・2017年以降のハードコートでいうと、圧倒的フェデラー
・クレーは圧倒的にナダル

 

スイマセン、期間やサーフェスの縛りを入れない限り、客観的に「どっちが強い」みたいなことはいえないと思います。

 

国立大学の理系研究室でしごかれてきた分、統計的な対戦成績を重視し、このツイートが結論です。期間やサーフェスを絞った上で、断言します。

 

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全期間、全ての対戦結果で結論づけるなら、ナダルの勝ちです

 

ぶっちゃけ、通算「15-23」で大きくフェデラーが負け越している以上、全期間で「フェデラーの方が強い」とは言い切れないでしょう。

これに関しては、結果が全てなので、ナダルの勝ちです。

 

ただ、歴史的に見ると、38回の対戦のうち、クレーで15回も戦っているのに対し、芝ではわずか3回だけです。

 

なので、得意コート、不得意コートでいうと、「圧倒的にナダル有利な状況」での対戦成績であることは補足しておきます。

 

そして、当たり前ですが、勝負の世界は「リベンジ」が十分起こり得ます。

勝負はあくまでも「その日の結果」なので、数年間その後練習してリベンジとか、当たり前に起こることですよね。なので、もう少し年数を縛って強さを比較すべきです。

 

最初は、クレー以外はフェデラーが優勢でした

 

フェデラーは、2004年くらいから全盛期が始まりますが、フェデラーがランキング1位になるとすぐにナダルが台頭しました。

 

とはいえ、当時のナダルは「クレー特化型」でして、まだオールサーフェス適応ができておらず、フェデラの方が「どのサーフェスでも強い」という印象でした。

 

 2004〜2007年くらいのテニス界

 

サーフェスによって、選手も得意不得意ありますが、フェデラーはどのコートでも強かったです。

 

 

 

▪︎ハードコート:圧倒的に、フェデラーがNo.1

▪︎クレーコート:ナダルがNo.1、フェデラーがNo.2

▪︎芝(グラスコート):フェデラーがNo.1

 

 

フェデラーからすれば、喉から手が出るほど欲しいクレーコート、「全仏」だけがナダルに毎年阻まれ、フラストレーションの溜まる状況でした。

 

逆に、ハードコートでいえば、ナダルはフェデラー戦に到達するまでに他の選手に負けてしまうことが多く、結果クレー以外ではフェデラー戦まで行けず、クレーでの対戦が多くなった感じです。

 

 フェデラーvs.ナダル戦は、クレーに偏ってる背景がある

 

芝は、もともと試合数が少ないので、仕方なしですが、2017年以降のフェデラーがクレーをスキップしていた時期を除くと、「32回中15回がクレーコートでの対戦」なので、クレーシーズンが限られた時期であることを考えると、ちょっとクレーで戦いすぎですよね。

 

さらに、芝もここから抜くと、「ハード14回、クレー15回」です。

クレーでボコされすぎて、本人も度々口にするように「苦手意識も持つわ、そりゃ」といった背景があります。

 

そして、ハードに関しては、「速いハード」もあるけれど、「遅くて跳ねるハード」もあるという感じで、「ハードコート」という一括りだけで、フェデラーに有利とは言い切れません。

 

フェデラーはクレー攻略、ナダルはサーフェス拡大に駒を進めた

 

これが、2006〜2009年くらいの、両者の取り組みです。

 

フェデラーは、「クレーが苦手」なイメージがありますが、実際クレーも強くて、正しくは、「クレーナダルが苦手」という感じです。

 

バックハンドでストレートに流そうにも、無限に片手バックの高い打点にボールを集められ、しだいにジリ貧になる、、、。

>>関連記事:【テニス】全仏オープンの特徴、歴史、豆知識を解説【より楽しめる】
>>関連記事:片手バックハンドの高い打点は簡単に克服可能【グリップを厚く+α】 ※フェデラーはグリップが薄いのと、ナダルのスピンボールが別次元なので、2017年まで克服できませんでした。

 

クレーナダル攻略のために、2007年は大きくローランギャロスでのプレーを成長させたフェデラーでしたが、それ以上にクレー進化するナダルの前に敗北。

 

2008年は年明けから病気になって練習不足になり、全豪ジョコビッチに敗北、全仏では「1-6、3-6、0-6」と、グランドスラム決勝史上この上ない完敗。その2週間後の2008年ウィンブルドンにも響いたと、フェデラーは言っています。

 

結局、フェデラーのクレー適応は、ナダル越えならず(2009年はナダルが先に負けたので優勝しました)。ナダルはハード適応成功したものの、芝が弱くなったりしました(2012年以降のウィンブルドン)。

 

意外かもですが、「ナダルは2009年の全豪」ではじめて、ハードコートのグランドスラムタイトルをとっています。

というか、ナダルはグランドスラム優勝数17のうち、「クレー:11、芝:2、ハード:4」とかでして、クレーに対してハードコートの優勝回数がかなり少ないです。

 

逆に、それだけクレーが別次元に強いです。 ※フェデラーは、全仏2005、2006、2007、2008、2011全てでナダルに敗北。

 

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2017年以降のハードコートでは、フェデラー5連勝中です

 

2016年までの、両者のグランドスラム対戦成績は、「フェデラーがウィンブルドンの2回で勝っただけで、ほか8回ナダルの勝利」という状況でした。

 

なので、2017年で、両者が2016年の怪我による復帰後奇跡の進撃を見せて全豪の決勝に戻ったときでも、1セット目をフェデラーがとっても、「結局、ナダルが勝ちそう」と思ってしまっていました。

 

しかし、ファン的にはこの上ない、感動の試合(僕がリアルタイム観戦しながら号泣でした)を結果フェデラーが制したあと、両者の関係性は変わってきました。

 

フェデラーの2013年以降の取り組みが、成果を出したのです。

 

フェデラーが2014年にラケットを変更したことが、大きく影響する

 

今でもその日を昨日のことのように覚えていますが、フェデラーは2014年の年始ブリスベンで、それまで使っていた90平方インチのプロスタッフをやめ、97平方インチの黒塗りラケットを使用しました。

 

そして、エドバーグをコーチにつけ、サーブ&ボレーを多用するようになり、直後の2014年全豪ではナダルに負けるも、しだいにラケットに慣れ、2014年はランキング2位まで戻っていました。

 

※というか、たぶん2014年後半にフェデラーがナダルと当たってたら、フェデラー勝てましたよ。結構、ナダルは浮き渋みが激しくて、上がってこない分、悪いタイミングではフェデラーと対戦してなかったりします。

 

そして、ラケットを97平方インチに変更したことで、よりサーブに威力が出るようになり、バックハンドの高い打点も器用に処理できるようになり、ライジング気味の速いタイミングでヒッティングできるようになりました。

>>関連記事:ウィルソン・プロスタッフRF97レビュー【どこよりも詳しく評価】

 

そして、これらの変化はクレー以外でのナダルに対して、非常に有効な変化です。

 

結果、フェデラーも好調で、ナダルも好調で、両者の対戦が実現した2017年の全豪、インディアンウェルズ、マイアミ、上海、2019年のインディアンウェルズと、2015年のスイスインドアも入れれば「フェデラーの6連勝中」という状況が出来上がっています。

 

フェデラーが意図的に年齢により勝てないクレーをスキップしたことが功を制し、ラケットチェンジも大きくプラスに作用し、対戦成績を大幅に改善できています。

 

というわけで、そろそろ記事を終えようと思います。

この記事を書き出した段階で、「全仏2019準決勝フェデラーvs.ナダル」の試合開始前でしたが、今は「ナダルが1セット奪取」したところになりました。

風が強いと、フェデラーしんどいですね。

 

「クレーだとナダルが圧倒的に強くて、2017年以降のハードでいえばフェデラーの方が強い」というのがこの記事の結論です。

2012年くらいに、まさか2019年にもなってフェデラーvs.ナダルが観れるとは思ってませんでした。

 

あと何回見れるかわからない対戦カードですが、1回1回、脳みそのメモリに刻みましょう。