こんにちは、KOYAです。
実物のフェデラーを見に行ったほどに、フェデラーが好きです。
先日に、下記のようなツイートをしました。
この10ヶ月で50冊の本を買って読んで気づきましたが、人間はテキストからのインプットに思考の影響を受けます。
だからこそ、自分の尊敬する人や、なりたい人の一語一句はすべて見て吸収するべきだし、名言とかにも人生観が出ると思う。
見た目とか真似るより、思考を真似した方が近づける
この10ヶ月で50冊の本を買って読んで気づきましたが、人間はテキストからのインプットに思考の影響を受けます。 だからこそ、自分の尊敬する人や、なりたい人の一語一句はすべて見て吸収するべきだし、名言とかにも人生観が出ると思う。 見た目とか真似るより、思考を真似した方が近づける
上記を踏まえて、今回はフェデラーの「思考」を学びましょう。
心に響けば、テキストの影響も受けるものですよ。
そして、フェデラー自身も10代の頃は悪童でした。
彼の場合、身近なサポーターの死で完全に心を入れ替えましたが、僕らも、意識次第で変わることができます。
参考にしたサイト
海外サイトですが、下記です(英語)。
» 45 Inspirational Roger Federer Quotes On Success
フェデラーはいつも前向き思考である
勝っても、いつも相手選手に敬意を払っているし、負けてもテニスに対して前向きですよね。
怪我をした時だって、再起を誓うし、「まだやれるんだ、トップに戻れるんだ」と本人は自分の可能性を信じ、そして、誰も見たことのなかった景色を僕らに見せてくれます。
ツラい時は、ポジティブ思考で乗り越える
I’m a very positive thinker, and I think that is what helps me the most in difficult moments.
「僕はかなりポジティブ思考だよ。だから難しいような状況でもやっていけるんだ」
テニスの試合中でも、人生でも、ついつい自分のことを攻めて嫌になっちゃうことってありますよね。他人に当たってしまうこともある。
だけれど、自分のプレー、人生に集中しないと、現状は何も変えられません。
マッケンローのように審判に抗議しても、特に試合に勝てるとは限らないですからね。むしろ、精神をすり減らす。
それだけ、自分の時間、すなわち「自分の人生」に集中できているのが伝わってくる一言です。
「完璧主義」ではなくて、「最善主義」
完璧主義だと、完璧に結果を出せない自分に消耗します。
フェデラーは、完璧主義ではなくて、「最善主義」です。
You always want to win. That is why you play tennis, because you love the sport and try to be the best you can at it.
「いつだって勝ちたいだろう?だからテニスをプレイするのさ。競技を愛しているし、その時にできるベストを出そうと最善を尽くしているんだ」
テニスは厳しいスポーツで、引き分けはありません。良くも悪くも一人が勝者になり、一人が敗者になります。
なので、結果にこだわりすぎると、スポーツそのものを楽しめなくなったりします。
それよりも、準備から試合中の一コマ一コマで、その時の自分にできるベストを出せているのか。そこが重要です。
我慢強さも、人並みではありません
ポジティブなだけではダメで、フェデラーの試合をフルで観るとわかると思うのですが、結構「我慢して、我慢して、待って、待って、誘って、誘って」ということをするプレーヤーでもありますよね。
意外と一方通行に打ってるだけでもありません。
I have learnt to be even more patient.
「僕は、辛抱強くなるということを学んだ」
フェデラーのプロ意識
Back 😀 pic.twitter.com/kJmXTLAZTS
— Roger Federer (@rogerfederer) June 25, 2019
フェデラーがどんな心持ちで、テニスという職業に向かっているのかを学びましょう。
「テニスで食っていく」自覚
下記のようなツイートがあるくらいで、テニスで有名になるよりも、稼げる職業は他にもあります。
FXトレーダー
国税庁によると2017年に年間1億以上稼いだ人2万3500人
その内株為替トレーダー56.4%
ぶっちぎりの割合で13254人も居る
単純にトレーダーランキング1万位でも1億以上日本で高額と言われるプロ野球界でも年俸1億超えは上位約100人
難易度とリターンが明らかにバグってる
資本主義社会でのチート職業
— SGひーこ (@SGhi_ko) June 27, 2019
eスポーツ(ゲーム)
16歳の少年がFortniteワールドカップで優勝して300万ドル(約3億2500万円)を獲得した結果ジョコビッチやタイガーウッズを獲得賞金額で抜いたという画像、eスポーツのパワーを感じる pic.twitter.com/EDmQgqKHDt
— 滝沢ガレソ (@takigare) July 30, 2019
それでもフェデラーがテニスが好きで、テニスで食って行きたいと宣言したとき、父親のロバートさんが口にしたのは下記のような言葉。
My dad said if you become a tennis professional just make sure you get into the top hundred.
お父さんは、「プロ転向するなら、世界でトップ100には入らないとな」と。
FXトレーだなら、国内1万位でも年商1億円以上ですが、テニスは世界のトップ100に入らないと食べていくこともできない職業です。
日々のコート代だけでなく、遠征費、コーチを雇うお金など、環境を維持するための必要経費がかなり高くつきます。
陰ながら、かなりキツいトレーニングをしていると言われる
フェデラーの大会期間中のアップは、昔からすごく軽いことで有名ですが、オフ期間は、誰も来てないところでかなりキツいメニューをこなしていて、それがフェデラーの強さの秘密だと言われています。
There’s no way around hard work. Embrace it.
「キツい練習を避けるなんてできないんだ。受け入れるよ」
批評家のためではなく、自分とファンのために、テニスを続ける
I’m not playing to prove anything to journalists. I’m playing for myself, for my fans, to make people happy.
「私は、(もう引退するだろう、すべきという)ジャーナリストに対して、何か証明しようとしているわけじゃない。ただ自分のために、ファンのために、人々を幸せにするためにプレイしているんだ。」
フェデラーは2009年くらいからずーーーーッと記者に「いつ引退するんですか?」と質問されてきました。なんと、もう10年もたちましたよ。
まさか、誰もフェデラーが2019年のウィンブルドンでまだチャンピオンシップポイントをとるとは思わなかったでしょう。
フェデラー自身も、「怪我なく、世界のトップの選手(ナダル、ジョコビッチ)を倒せる自信があるからまだプレーする」と言っており、この2条件(①怪我しない ②ビッグ3の一角である)が守られる間は引退しないでしょう。
そして、2011年くらいのフェデラーは感情を排除して淡々とプレーする、という雰囲気でしたが、最近はテニスそのものをプレーできることへの感謝が、雰囲気から伝わってきますよね。
というわけで今回はこれくらいにしようと思います。
フェデラーの生き方、特に「最善主義」であるところや、継続力、積み上げ力が参考になると思います。
尊敬するフェデラーの思考をインプットしつつ、我々も人生の充実を図りましょう。
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