こんにちは、KOYAです。
フットワークは、足を細かく動かせばいいものだと勘違いしていました。
テニスのフットワークは、誤解している人が多いです。
✅「足の速さ」よりも、「一歩目の反応」が重要
✅「頑張って追いつくこと」よりも、「予測」の方が重要
✅動かされたときに、ボールの前にいられるか、が重要単純な走力は、不要です。それよりも、「相手がどこに打とうとしているか」の予測😌
テニスのフットワークは、誤解している人が多いです。 ✅「足の速さ」よりも、「一歩目の反応」が重要 ✅「頑張って追いつくこと」よりも、「予測」の方が重要 ✅動かされたときに、ボールの前にいられるか、が重要 単純な走力は、不要です。それよりも、「相手がどこに打とうとしているか」の予測😌
上記のツイートについて、深掘りしていきます。
足をバタバタ細かく動かすことだけが、フットワークではありません。
予測して、OKです。
フライングして、OKです。
相手の動きをガン見して、OKです。
大きな歩幅でショートカットして、OKです。
詳しく解説していきます。
フットワークの善し悪しは、足の速さではありません。
そもそも、なぜフットワークが重要か。
それは、「打点に入るため」です。
これ以上でも、これ以下でもないですよね。
なので、「フットワークをよくすること」が目的にならないようにしましょう。「フットワークをよくすること」は、「打点に入る」という目的のための手段にすぎません。
左右に振られたとき、70%の確率でスイートスポットを逃す
ざっくりとした基準ですが、アマチュアは、左右に振られたときに70%の確率でスイートスポットを逃すといわれています。
なぜなら、ボールに入れていないからですよね。
思い返してみれば、僕のミスも多くが左右に振られたときに発生しており、「左右に振られたときにどうやってミスを減らすか」を熟考することで、テニスは伸ばせると思います。
トップスピンの軌道を高くするもよし、スライスを使うもよしです。それと同列で、「フットワークをよくする」が手段としてあります。
全面ラリーになった途端にミスが増える人
僕自身、県ベスト8くらいの方と練習しても、ストレートラリーなら、合わせて互角のパワーで打ち合えることができます。
しかし、1面になった途端、3-6とかで負けてしまいます。
理由としては、「左右に振られたときに、打点に追いつききれず、崩されちゃってるから」です。
以下、「フットワークを改善することを改善策とした場合」で話を進めていきます。
フットワークは、フライングしちゃってOKです
左右に振られたときに、より正確に打点に追いつくにはどうしたらいいか。
フットワークの改善は、その答えを握っています。
フットワーク≠単純な足の速さ
ただし、「フットワーク=単純な足の速さ」だと思っていると痛い目を見ます。
その理由は、冒頭ツイートのとおり。重要なので、再掲します。
テニスのフットワークは、誤解している人が多いです。
✅「足の速さ」よりも、「一歩目の反応」が重要
✅「頑張って追いつくこと」よりも、「予測」の方が重要
✅動かされたときに、ボールの前にいられるか、が重要単純な走力は、不要です。それよりも、「相手がどこに打とうとしているか」の予測😌
返球されたボールに対して、力の伝わる打点に入るまでに残された時間のタイムリミットは、「自分がインパクトをした瞬間」からカウントがスタートします。
たぶん、1秒とか2秒とかです。
そして、ツイートのとおりで、重要なことがあります。
▪︎インパクトをしたあと、大きなフォロースルーしてなくてOKです
▪︎相手の動きから、どこにボールが来るのか考えてて、張っててOKです
▪︎ボールが来てから反応するのではなく、勘を頼りにしてOKです
▪︎相手が打つ前に、動き出してて全然問題ないです
すなわち、「予測もフットワークのうち」です。
真面目な人が損するのがフットワーク
フットワークは、フライングOKなので、真面目にやってると、損します。
▪︎フォロースルーは最後まで振り切らないといけない
:そんなことないです。時間がなかったらコンパクトにすべき
▪︎打ち終わるまで打線を見るべき
:相手が遠いならそれでもいいですが、相手がネットをとってたら、基礎を無視してOK
繰り返しますが、真面目にやってると損します。
打ち終わった後すぐでも、移動しながらでも、相手の動きを横目で見ててOKです。
そして、相手の動きを見つつ、「次はフォアハンドだ」と山勘をはり、そっちにずれた位置で返球を待っても、まったく問題なしです。
なので、「相手の動きの観察と、山勘もフットワーク」だということを、今回おぼえて、このページを閉じてください。
フットワークは、意識しないと速くなりません
最重要なことは、だいたい伝え終えましたが、最後に一つ。
それは、「フットワークは意識的な行動をしないと改善できない」ということです。
どんなボールも、より速く打点に入れていればミスの確率も減るし、ボールに威力も乗せれます。
しかし、この記事を読んで知識を得ても、あなたがコート上で試行錯誤しない限り、あなたの技術にはなりません。
オンコートで明日あなたが意識すべきポイント
下記のとおり。この記事をブックマークしつつ、次回のレッスン直前に見返してください。
▪︎相手のインパクトと同時にスプリットステップ。そして、そのジャンプの着地の瞬間すぐに動き出す
:とにかく初速を爆速にしましょう。
▪︎相手が次にどのコースでどの球種を打つのかを考えつつ、プレーする
:「相手の観察」もフットワークです。そして、予測したコース側で待ち伏せましょう。外れてもOKです
▪︎ボディターンをコンパクトにする
:テイクバックに無駄が多いと、せっかくの予測が無駄になります
上記のとおり。
だいたいわかると思うのですが、3つ目のボディターンのところだけ補足しておこうかなと思います。
ボティターンは、「おへそのひねり」です
テニスのストロークで威力を出す方法を、あなたは知っていますか。
当サイトでは繰り返し書いていますが、「腰のひねり戻し」がパワーと脱力の源泉です。
過去の僕のように、「腕の力」で頑張ってはナンセンスです。
いくら頑張ってラケットを振っても、力んでいる分ラケットヘッドが加速しないし、手首とか末端関節でごまかそうとしても、負荷がかかって怪我します。
最重要は、「腰のひねり戻し」で、これこそがストロークの運動連鎖です。
最後に、やり方を確認しましょう。右利きのフォアハンドを想定します。
▪︎背中が見えるくらい左手を右に持ってきて、「左手の壁」を作る
▪︎おへそは90度右までひねる
▪︎腰を正面に向け、でんでん太鼓の要領で、腕があとからついてくる
テイクバックのフォームで、体幹のひねりができていれば、自然と体を使って打てるようになっていくはずです。
Roger Federer forehand 🎾
1. The racket head is higher than the grip level creating leverage in the arm and wrist.
2. The eyes are locked onto the ball and the non hitting hand is engaged, helping to track the ball
3. The upper body has coiled with a stretch in the obliques pic.twitter.com/BYR2dE4ktJ— Top Tennis Training (@Tennis_Training) September 6, 2018
上記のツイートの添付画像のような形が理想です。
フットワークは、足だけではなく、頭でも決まります。
相手を横目でチラ見しつつ、コースと球種を予測し、ポジションどる。やることは多いですが、1つ1つ改善していきましょう。