こんにちは、KOYAです。
みなさまのおかげで、月に45,000PVを超える個人ブログに成長いたしました。
さて、先日に下記のような質問をいただいていました。
また、楽しみにしてますね😊
ちなみに、私は運動不足解消でテニスするくらいの初心者ですが、
やはり初心者はバックハンドが難しい!初心者でもケイくん並みにバックハンドが上手くなる方法も知りたいなあ🖐バックハンドでググったことあります⭐️
— なつき虫@娘にロジカル教育 (@natsukin0606) May 29, 2019
たとえ両手であろうと、テニスを始めたばかりの方はバックハンドで苦戦してしまいますよね。
そして、次のようなツイートをしました。
テニスの両手打ちバックハンドは、初心者の誰もが「難しい。フォアハンドより苦手」だと感じていますが、実は2STEPで苦手意識を克服できます。
①ラケットを引かず、テイクバック0でボールを打つ練習をする
②徐々にテイクバックを大きくし、腰につられてラケットがくる感覚を得るこれだけです。
テニスの両手打ちバックハンドは、初心者の誰もが「難しい。フォアハンドより苦手」だと感じていますが、実は2STEPで苦手意識を克服できます。 ①ラケットを引かず、テイクバック0でボールを打つ練習をする ②徐々にテイクバックを大きくし、腰につられてラケットがくる感覚を得る これだけです。
今回は、わずか2STEPで初心者でも自信を持った両手打ちバックハンドを打てる方法について解説していきます。
そもそもなぜバックハンドが難しいと感じるのか
答えは単純明快で、「フォアハンドよりも打つ回数が少ないから」です。
基本的には多くの方が「バックハンドよりもフォアハンドの方が得意。威力も出る」と考えているので、バックハンドがわのボールもフォアハンド側に回り込み、結果よりフォアハンドを打つ割合が増えます。
このことからわかるように、テニスプレーヤー全般として、「バックハンドがフォアハンドに対して練習不足」であり、だからこそバックハンドを狙われるのです。
まずは「テイクバック0」から始めよう
両手バックハンドが苦手で、「打つ感覚がわからない」というあなたは、まずはテイクバックなしに、球出しのボールを打てみましょう。
そして、その際に意識すべきは、「非利き手で打つ」ということ。
いわば、「フォアハンドの反対版」とも言えます。
両手バックハンドには、「左手で打つ感覚」が必須
あくまで右利きの人を想定して話をしていきますが、右手ではなく、非利き手である「左手」で打つフォアハンドであることを忘れてはいけません。
そして、初心者の多くは、両手バックハンドでも、右手で打ってしまおうとするのですが、これが大きな間違いで、絶対に左手です。
テイクバック0で、「左手主導」の感覚を培う
たぶん、「テイクバック0」は褒められた指導法ではないと思うのですが、左手主導の感覚を培う分にはいい練習になります。
どうしてもテイクバックがあると初心者には「合わせる」難しさが出てきてしまうからです。
というわけで、バックハンド苦手なあなたはまず、一人でも仲間に手伝ってもらってでも、ラケットを引かず、左手だけでボールを打つ感覚を培ってみましょう。
【最重要】両手バックハンドの上達には、腰のひねり戻しが必須
さて、ここまでは、「テイクバック0にしろ」という旨のことを書いてきましたが、これは「非利き手主導の感覚を培うため」が目的であり、それ以上ではありません。
左手主導の、逆フォアハンドの感覚がつかめてきたら、次に「強いバックハンド」を目指していきたいのですが、これには大きなテイクバックが必須です。
おへそは正面から見て、90度横までひねる【ジョコビッチを見本に】
下記のツイートの添付画像をよく見てください。
Overjoyed Novak Djokovic celebrates French Open win in front of son Stefan https://t.co/idyTht2ty6 #RG19 pic.twitter.com/HPPeCPq9qq
— Express Sport (@DExpress_Sport) May 30, 2019
The #Djokovic backhand. ✅
Driving the 3-0 lead v Millman.#USOpen pic.twitter.com/oWJNpKJm9j— Craig O’Shannessy (@BrainGameTennis) September 6, 2018
The #Djokovic backhand.#RolexMCMasters
Early prep with the hands
Small adjusting steps
Early grip change
Stay on the shot
Rotate into contact
Extend
Relax
Repeat… 🔁🔂🔃🔄 pic.twitter.com/s3rlM9q7Fs— Craig O’Shannessy (@BrainGameTennis) April 17, 2019
世界一の両手打ちバックハンドを持っているジョコビッチですが、テイクバックの際に、完全に「おへそが90度横」ですよね。 ※クレーだと、100度くらいまでひねってます
テイクバックの際の、このおへその回転を「ユニットターン」と呼ぶのですが、ユニットターンこそがストロークのパワーの源です。
「軸の回転」、「腰の回転」、「おへその向き」など表現は色々ありますが、言いたいことはどれも同じです。
ストロークのパワーは腕の腕力ではなく、ユニットターンから生まれる
過去の僕も勘違いをしていて、「より強いボールを打ちたい」と考えたときに、腕の筋肉で力を出そうとしてしまっていました。
しかし、これは完全な間違いで、腕力に頼ると、無駄な力みが生まれ、筋肉痛や怪我にも繋がるし、ミスが激増します。
一方、フェデラーやジョコビッチのように「脱力してるけど、ボールは鋭い」ショットを打てる人は完全にこのユニットターンからの運動連鎖でボールにエネルギーを伝えているので、腕は力まずして力強いショットを打つことが可能になっています。
ここが大きな違いです。
ユニットターンからボールにエネルギーを伝えるコツ
①おへそを90度横までひねり、背中を相手に見せる
②腕は残したまま、おへそを一気に正面に向ける
③腕がつられてくる
イメージとしては、「でんでん太鼓」で、腕はべろんべろんに力を抜いたムチです。
おへそ(軸)の回転につられて、腕が後からついてくるのですが、その加速エネルギーが最後ラケットに伝播し、鋭くボールへと運動エネルギーが伝わります。
間違っても、「腕から」ではなく、腕は「ついてきちゃうもの」なんですよね。
これは、フォアハンドでも同じことがいえて、テイクバックの際のおへそはフォアハンド時も「90度横」です。
Federer Practice #RG19
Getty Images pic.twitter.com/aCu5A5hg9f
— Allez Roger (@kah22jad) May 25, 2019
というわけで、両手バックハンド上達の流れとしては、①左手主導の感覚の習得 をしたあとに、②ユニットターンでボールに威力を伝える です。
グリップの細かい違いとかで打点は少しずつ変わってきたりしますが、最重要はこの2つですね。