【テニスラケット】国内正規品と海外正規品の違いとは【性能差なし】

ラケット知識、試打

こんにちは、KOYA です。

先日に下記のようなツイートをしました。

 

 

テニスラケット購入に関して、「ネットで購入が安いからおすすめです」というと、「国内正規品と海外正規品(並行輸入)って何が違うんですか」と聞かれるけれど、結論としては「中身は同じ」です。

どちらにせよ中国を始めとする海外で生産されていて、あとは、仲介する業者の通し方が違うだけです。

 
結論から言うと、国内正規品も海外正規品も、どちらも本物で、さらに言うと、同じ工場(中国など)で作られていたりするかもです。
 
そして、「何が違うの?」と問われると、それは「流通の違い」に由来します。
 
本記事では、上記の流通の相違についても深掘りしつつ、「じゃあ一体、どう買ったらいいのか」について解説します。
 
なお、結論としては、「ネット購入でOKだが、注意点あり」です。過去に僕が被害に遭った詐欺の実例を出しつつ深掘りします。
 

 本記事のYouTube版を公開しました

 

動画で見たいというあなたはこちらでどうぞ。

 
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国内正規品も海外正規品もどちらも本物ですよ

 
「海外正規品は偽物」と決めつける人がいますが、それは短略的です。仕組みを解説します。
 

生産ラインは同じだが、販売ルートが違う

 
記事冒頭で述べたように、実は国内正規品も海外並行輸入版もどちらも「本物」なんですね。
 
そして、先述のように違いは「販路」の違いでして、具体的には「人件費の差」に由来しています。
 
 

 

▪︎国内正規品

:生産工場(海外)→日本の業者→日本の店舗→我々

▪︎海外正規品

:生産工場(海外)→海外の業者→日本の事業者→我々

 

 
海外の生産工場も同じでして、値段差は「日本人の人件費の高さ」に由来します。
 
上記のチャートのうち、「日本の業者」を太字にしましたが、そこで、グッと値段が高まってしまっている感じです。
 
一方、海外正規品の場合、海外から事業者が大量購入して、その在庫は全てネットで売ることで、人件費削減につながっています。
 

販売方式の違いもある

 

全ての日本向けラケットが、下記の仕組みで高いわけではないのですが、当てはまる場合もあります。

 

 

 

▪︎日本
:最初から「特売」をする前提の価格設定。最初に定価を高く設定することで、セール時に安いように見せ、在庫を売り切る戦略

▪︎海外
:最初から値段を抑えるが、「特売」をしない戦略。通常時日本より安いが、日本の特売時には負ける。セールをしたら赤字。なお、赤字になってでも在庫をなくす場合あり。

 

上記のとおり。

 
日本は販売開始の時点で、海外よりも価格を高く設定しているので、販売直後に飛びつくのは、ちょっとお得とは言えない感じですね。
 
並行輸入版の購入に、アドバンテージがあるかと。
 

国内正規品には「メーカー保証書」と「ソフトケース」がついている

 
海外正規品を扱うネットショップの中には、「独自保証」をつけているものもあります。
 
また、日本の国内正規品を買うことの特典として、「ソフトケース(ラケットサック)」が付属してくることがありますが、もうすでにラケットを買ったことのある我々にとって、もうケースはそんな何個も必要なものではありませんね。
 
1,000円くらいでネットでオシャレなの買えますし、あんまり「ケースがついているから」国内正規品がいい、とはいえないかと。
 
▼プリンスのラケットサック。他にも色々売っています。
 
さらに、メーカーにもよりますが、フレームに「ホログラムシール」を貼っていて、それで国内正規品か否かがわかる場合もあります。
 

海外正規品も、日本の事業者が買うまでは保証がついている

 
海外輸入品も、実は海外では保証がついています。
 
しかし、国内の業者が買った段階で、その業者が保証されて終わりです。
 
我々が2次的にその国内業者から買ったところで、海外の販売業者からすると、「中古を買った人」なので、もちろん保証がつかない。シンプルな話です。
 
そういう意味では、ある意味並行輸入品は「未使用の中古」ともいえます。

 

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検査水準が違う説

 
「日本の方が検品基準が厳しい」との噂がネットにありますが、真偽は不明です。
 
ラケットは工業製品で、たくさんが独自に生産されるので、まず全数検査は無理でして、そうすると抜き打ちです。
 
すると、たとえ日本版の基準の方が厳しいとしても、当然ながらエラーも検査なしに、国内正規品に混じることが起こり得ますね。
 

 ネットで買うと、評価されるので、業者も悪事はしにくい

 
インターネットが身近になり、ユーザーによる「評価」がつく現代は、企業の商売の姿勢も透明化され、結果不良品を売りづらくなっているかなと思います。
 
なので、ネットでラケットを購入する際は、「販売業者の信頼性」に気をつけて買えば、失敗のリスクが小さくなります。

信頼できるネットショップとは

 
下記のところは歴が長い上、僕の知る限り悪評も聞かないので、比較的信頼できるかと思います。
 
 

 

▪︎テニスショップアミュゼ

▪︎テニスショップ ノータッチエース

▪︎ラケットショップスマッシュ

 

 
これらは、ショップ独自の保証がついていて、初期不良への対応があります。 ※覚えておいて、損しないです
 

 ぶっちゃけ、初期不良以外で保証を使う場面などない

 
ラケットの保証が適応される場面はかなり限られており、通常の使用で想定されるような下記の場合はたいてい保証されません。
 
 

 

▪︎ラケットを、折った場合

▪︎ラケットが、盗まれた場合

▪︎何年も使っていて、ヒビが入ってきた場合

 

 
ほかに、なんかラケットに問題が起こることなんかも起こりますね
 
しかし、これも保証外でして、グロメットが割れたら、楽天かAmazonでパーツ交換するしかありません。
 
また、買った時点でストリングホールが広かったり、ペイントがおかしかったら、そもそもそれらは初期不良で交換の対象になるでしょう。
 
というわけで、国内正規品の「メーカー保証」って、どれくらい価値がありますかね。
 
実店舗ならなおさら、自分の目で見て買えるので、購入の失敗リスクなんて限りなく小さいはず。
 
僕がテニスをこれまでしてきた中で、ラケット返品した人は今のところ一人も聞いたことないです。
つまりは、あったとして、初期不良で確実に対応できれば、あとは生産ラインも同じなので、値段安く買う方が節約ですよね。
 

「銀行振込」に気をつけよう【詐欺されます】

 
かつて、僕はランニングシューズをネットで買おうとして詐欺にあったので、注意すべき事例を紹介します。
 
 

 

▪︎よく見たら本物ではなく、類似サイト

▪︎Amazonや楽天上ではなく、独自のウェブページ上で販売

▪︎支払い方法がカード使えず、「銀行振込」だけ

▪︎会社の住所を調べたら、架空の地

 

 
よく考えたら怪しさMAXでしたが、情弱だったので、過去の僕は騙されました。
 
もちろん、商品は永遠に届かないですし、お問い合わせしたら「会社は潰れました」みたいな感じです。
 
このようなこともあるので、購入の際は、「信頼性」を自分の中で評価してから購入する必要があります。
 
 
※言ってしまうと、海外正規品はリスクも背負って、その分安くなってる感じですね。
100%の安心を買いたいならば、国内正規品にした方が心が安心かもです。
 
とはいえ、僕の場合は、一番最初に買ったラケット以外はその後全て並行輸入品ですが、今のところトラブルなし。先述したサイトだったら、大丈夫かと。
 

最適解は、「信頼できるショップで、海外正規品」

 
そろそろ記事を終えますが、結論としては、「信頼性担保の確認をした上でなら、ウェブ購入の方が安いからおすすめ」です。
 
ただし、デメリットも挙げておくと、それは、「試打ができないこと」です。
 
なので、その弱点は友人に借りる。あるいは、これはあまりおすすめできることではないですが、国内のお店で試打ラケットをレンタルするなどして、解消しましょう。 ※さすがにお店に申し訳なくて、僕はしてないです
 

 ネットのレビューを参考にするのもあり【過信はNG】

 
あまり信じすぎも良くないですが、打ったことのあるラケットと、気になるラケットとの両方を打ち比べている人の記事があると、「そういう風に違うのか」がわかるので、ネットでレビュー記事を読むときの参考にしてみてください。
 
そういう点では、わりと、当ブログ(thorind tennis)の記事では、「有名ラケットとの比較」を混ぜつつのラケットインプレを行なっています。イメージしやすいかもです。
 
※「ラケットのカテゴリー」をブックマークしておくと、後々あなたの気になるラケットの解説記事が投稿されるかも。
 
そんなわけで、今回は以上です。参考になりましたら幸いです。