テニスが上手くならないことに気づいたら、むしろチャンス【伸び代】

メンタル・思考

こんにちは、KOYAです。

「ピンチはチャンス」だと自分に言い聞かせて生きています。

 

先日に下記のツイートをしました。

 

 

部活の部内戦や市民大会など、どうしても勝ちたい試合で負けてしまう。

すると、「こんなに練習してるのに上達しないなんて、才能ないんじゃないか」と思うこともあると思いますが、結論としては、確かに短期的にはすぐに結果が出なくても、その努力に試行錯誤があるなら3ヶ月後には伸び出すものです

 

悲しいけど、結果はすぐにはついてきません。

 

大学受験で偏差値が45しかなく、そこから7科目で60超えに持っていくのにも時間がかかりました。それと同じで、テニスも毎日何時間も練習していてもすぐには試合で勝てるようになりません。

 

ただし、やみくもに「努力」しても、テニスは伸び悩むと思います。ですが、論理的に考えれば伸び悩むということは何かあなたのテニスを伸ばす上での「障害」があるはずで、これの原因を把握し、解決すれば弱点が減り、また上昇気流に乗れるはずです。

 

今回は、これら2点、テニス上達には「時間がかかる」こと、「思考が必要なこと」について、「努力」と「没頭」の違いを混ぜつつ、解説していきたいと思います。

 

スポンサーリンク

僕は最近、「努力」という言葉が嫌いです

 

ところで、「努力」という言葉、最近僕はあまり好きではありません。なぜなら、何か、「思考停止」に作業しているような気がするからです。

 

あなたにとってテニスは「努力」するものですか、それとも、「没頭」するものですか。

 

 

 

▪︎「努力」
:僕の場合は、「大学受験に合格するため」なんかがそうで、なんか「やらされている感」がしますね。有名大学に行くことそれだけが人の価値を決めることではないと思うけれど、人生の保険、かつやりたい研究がそこでしかできなそうだった関係で、国立大を受験しました。

>大学時代、体育会の部活で、「もう練習毎日毎日多すぎて、ちょっと休ませて。もういっぱいいっぱい。でも、部活だから行かないと」
→この「努力」は誰がハッピーになりますかね。

▪︎「没頭」
:僕の場合、最近はブログに没頭していまして、「好きだから」、特に「絶対に半年間継続するんだ!」とか覚悟をしたわけでもなく、この記事を書いている段階で7ヶ月ほど継続できています。たぶん、何か問題が怒らない限り継続できると思います。

>「気づいたらテニスのことを考えちゃう。気づいたらフェデラーのYouTube見ちゃう。」
高校生時代の僕は、先生に何度怒られようと授業中フェデラーの試合を観ていたし、校舎に張り紙がされようと壁打ちしていました。
→高校時代、テニスの伸び率は同じ部活の誰よりも大きかったです。

 

 

テニスに「没頭」している人に、「努力」している人は最終的に勝てないと思います。徐々にジリ貧になる。

 

というわけで、「あなたにとってテニスは没頭できるものか」を考え、「没頭できる」なら、ちょっと後述の「方法論」を学ぶだけであなた一人でもテニスを伸ばしていけるでしょうし、「没頭できなくて、努力しちゃうもの」なら、また別の道を探してみるのも人生を面白くしてくれる発見があるかもです。

 

というわけで、まず、あなたにとって、「テニスが努力するもの」になってしまっているのなら、「没頭している」人よりも伸び悩んで当然だと思います。とはいえ、これは感情論なので、後述の「方法論」で論理的にテニスを伸ばす方法を知れば、感情抜きでも壁は乗り越えられます。

 

そして、すぐには結果は出てきませんが、然るべき工夫をしていれば、だいたい3ヶ月後くらいから変化が起こり始めます。

 

もし今テニスに没頭できなくても、問題なし

 

上記の質問で、もしあなたにとってのテニスが「没頭できなくて、努力しちゃうもの」だとしてもまだ悲観しなくてOKです。

 

ただ、今のあなたは、仕事や勉強など他のことが忙しすぎてテニスどころじゃないか、環境が今のあなたに合わないからなだけ、だからです。

 

僕も大学時代、家庭環境の悪化などの要因もあって後半から部活がしんどくて、圧倒的にしんどいものになってしまい、一時期テニスを楽しめなくなってしまったのですが、最近はブログを通して自分自身テニスの新しい発見をし、またそれをコートで試すことで新たな経験値を得る、といったことをして、再びテニスが楽しめるようになりました。

 

そんな感じで、「時間」や「環境」の変化でまたテニスが「没頭できるもの」に戻ることもあります。

 

「変化」は3ヶ月遅れ

 

これは僕の経験から言えることですが、受験の偏差値でも、ブログでも、テニスでも、「結果が出るまで」には没頭し始めてから「3ヶ月」がかかる気がしています。

 

例えば、数値でわかりやすいので、「大学受験の偏差値」を例に出すと、僕は浪人しても、本気を出し始めた5月から8月まで、毎日10時間以上勉強しているのに、偏差値が伸びませんでした。

しかし、結果手には、9月から偏差値が爆伸びし始めて、結果的には現役時代よりセンターも7科目で130点ほど伸ばすことができました。

 

そんな感じで、たとえ、「没頭」していたとしても、すぐに成果は出ず、初めの頑張りは「水面下の経験値蓄積」になってしまいます。

 

まさに、ゲームのレベルが経験値がゲージMAXまでたまらないと上がらないのと同じですね。

 

この意識を持てば、成果を急ぐことなく、継続しやすいかなと思います。

 

スポンサーリンク

テニスが上達しないあなたは、「没頭」してますか?

 

「没頭」している人にあって、「努力」している人にない最大のものが「能動的な思考」だと思います。すなわち、「没頭」している人はテニスを伸ばすためにあらゆる手段を取れるということ。

 

あなたは今、自分が勝てない理由はなにか、具体的にいえますか。

 

「勝てない、勝てない」と言いつつ、この「障害」そのものの把握ができていない人が多すぎるのです。

 

「歳だから」など、全く関係ありません。歳をとった結果、何が起きているのですか。

その、起きている「障害」は何をすれば最小化できるのでしょうか。

 

先述していた「方法論」とは、この「論理的な思考」のことです。

 

模試の点数が悪くて、恥ずかしくて、「俺馬鹿なんだよね」と言いたくなる気持ちはわかるのですが、そんな非生産的な時間を過ごしてあなたの点数は上がりますか。何の教科のどの分野が悪くて、どの問題集のどこをやれば再発防止できるのか、それを考えるべきです。

 

そんな風に考えると、「テニスが上達しないんだ」という悩みは他人に言ったり、ましてGoogleで検索している場合ではないと思います。

 

紙とペンを持ってきて、今、自分のテニスの上達の障害になっているものは何か、下記のようにピックアップしてみましょう。

 

紙とペンがあれば、あなたのテニスを伸ばせる

 

せっかくの機会なので、この記事を読みつつ、ぜひ今紙とペン、なければスマホの「メモ帳アプリ」でも開いてください。

 

そして、下記の青枠内のものを記入、あるいはコピペしてみてください。

 

 

 

①いま、あなたのテニス上達の「障害」になっているものは何か、具体的に。
→(           )
例:バックハンドスライスが叩かれ、守りきれない展開で失点している

②どういう風になれば、その問題は起こらなくなるか
→(           )
例:スライスの頻度を減らせ、もう少し自信を持ってバックハンドトップスピンが打てれば責められない

③その理想を「現実」にするためには、どんな練習が必要か
→(           )
例:半面で、バックハンド縛りのクロスラリー(スピン縛り)で、バックハンドトップスピンを打つ回数を増やし、苦手意識をなくす

④いつ、その練習ができるか
→(           )
例:来週水曜日、コートをレンタルしているので、そこで1対1で圧倒的にバックハンドクロスラリーの練習をする

 

 

上記のチャートを埋めれば、あなたのやるべきことは見えてくるかと。この思考が何より重要です。

 

冒頭で述べたとおり、「ピンチはチャンス」ですので、今目先にある「障害」の存在を逆手にとって、あなたのテニスを伸ばしましょう。

 

もし、テニス上達の「障害」がわからなかったら

 

その場合は、「試合」が足りていないでしょう。「練習試合」や「ビデオ撮影」をすることをおすすめします。

 

「練習試合」と「ビデオ撮影」を推奨する理由はただ一つで、自分の「弱点発見」のきっかけになるからです。

 

現代ではスマホで、手軽に動画を撮影できるので、自主練習できる環境にいるのなら仲間に撮影を頼めばいいと思いますし、テニススクールに通っているのなら、練習後コーチに直接「私のテニスはどこが課題だと思いますか。」と聞いてきましょう。

 

照れくさいかもですが、その「小さな行動」をできる人とできない人では積み重なると大きな差になってくるかと思います。

 

テニスをするにもお金はかかるので、ぜひ、「小さな行動」をしてみてほしいと思います。

 

そんなわけで、今回は以上になります。途中出てきたチャート式の問題把握と原因解決の思考が日常的にできるようになれば、あなたのテニス上達速度が圧倒的に伸びるようになるかと思います。

 

せっかくこの記事と出会ったので、ぜひ、習慣化してみてください。