こんにちは、KOYAです。
先日以下のようなツイートをしました。
テニスが上手くなる人とそうでない人の最大の差は「思考」にあります。
量は正義だけど、早く上達するためには目的を決める必要があり、例えば試合での敗因が「守備時にすぐミスをする」なら練習すべきは振り回しであり、ただ闇雲に自己満足ラリーしてもダメ。
弱点発見のため試合することも必須。
量は正義だけど、早く上達するためには目的を決める必要があり、例えば試合での敗因が「守備時にすぐミスをする」なら練習すべきは振り回しであり、ただ闇雲に自己満足ラリーしてもダメ。
弱点発見のため試合することも必須。
周りより早く上達したいのに、周りと同じことをしていてもダメだと思います。
そして、上記のツイートの通り、上達するか否かの最大の差は「思考」にあり、ただ闇雲に友人とラリーしていても効率よく上達できません。
「サークルの女の子との前でバコってる俺かっけえ」ならそれでいいのですが、コートに立つ目的の一つが「試合で勝つため」ならば本記事は一見の価値ありかと。「どんなことを意識すれば」より効率的にテニスを上達させる事ができるかについて解説します。
本記事の内容
▪︎逆算的に「弱点」を潰す練習をしよう【生産性を高める】
▪︎「弱点」を見つけるために試合をしよう【恥を捨て、行動した者勝ち】
▪︎自分のプレーを撮影し、ビデオ分析しよう【家でもできる】
大切なことは上記のとおり。
弱点が減ればテニスが伸びるので、弱点を発見するために試合をし、またビデオ分析で悪い癖をあぶり出します。めちゃくちゃシンプルです。
よく「試合はちょっとな、、、」という人がいますが、いつまでも自分のプライドにしがみついていると機会損失ですよ。僕もそうしてしまっていた時期もありましたが、まずは自主練の時に友人と試合したり、市民大会に申し込んだりすることで、徐々に変わることができました。
そんなわけで、青枠で囲った上記の3点について深掘りします。
逆算的に「弱点」を潰す練習をしよう【生産性を高める】
冒頭で、「上達速度の差は『思考』にある」旨のことを書きましたが、考え方を変えて練習への取り組み方を変えないと、効率的にはテニスが伸びませんよ。
伸びる人と、伸びない人の練習の仕方は下記のとおり。
▪︎テニスを練習しているけど、あんまり上達しない人
:部活やスクールでなんとなく練習。言われたメニューはやるけど、それについてどうとか考えることはない。自習練もただなんとなくロングラリーして、チャンピオン練習して終わり。
▪︎練習時間は少なくてもどんどん上達する人
:部活やスクールの際は普段から直そうと意識していることを気にしつつ練習。自習練や試合のとき自分のプレーを撮影していたり、あるいは気づきをノートにメモしていたりして忘れないようにしている。自主練のときに自分の苦手を潰す練習をする。そのために時には友達に協力を頼むことも。
上記の態度の違いを見ただけで、上達しそうか否かがわかりますよね。
最大の違いは「能動的かどうか」で、伸びる人は「自分からのアクション」があります。
自分の苦手を潰す練習とは
テニスには、「自分の得意を武器として伸ばす」上達方法と、「自分の苦手を潰す」上達方法があり、より強い人に勝つためには両方が必要になってくるのですが、大半の人はまず「自分のミス」で自滅しているのが現実なので、「苦手を潰す」が先決かなと思います。
例えば、片手バックハンドの人は「バックの高い打点」とか振り切れずミスしてしまうのではないでしょうか。
あなたは他にも自分の弱点を把握していますか。していないならば、試合の後ただ「負けちゃった〜」となるのではなく、「要因は何か」と3つくらい頭の中で抽出したりしていますか。
ピックアップした苦手を自習練の中で球出ししてもらって集中練習したり、ただラリーを打ち合うのではなく、そういう球を意識的に打ってもらったりすることが重要です。
当ブログ(plus1A)でも各ショット苦手を克服するためのテクニックを解説している記事があるので、ぜひ過去記事を漁ってみてください。
>>片手バックハンドの高い打点は簡単に克服可能【グリップを厚く+α】
>>【テニス】滑る、伸びるバックハンドスライスを打つコツ【完全解説】
>>【テニス】ボレーのコツとは?【足使いと面の合わせ方を意識し練習】
弱点を見つけるために試合をしよう【恥を捨て、行動した者勝ち】
自分の課題を見つけるためにもっとも効率的なのは「試合をすること」です。
大学の部活に所属している人とか普段からかなり練習していますが、試合は足りていますか?
「部内戦してランキングが落ちたら嫌だ、、、。」
すごくわかります。けれど、いろんな人と試合をして、いろんなパターンの人とのやり過ごし方を経験しないと、本当に勝ちたい試合の時にどう自分が動けばいいかがわからなくなります。
そうやって試合から逃げた人が最後にできるのは「言い訳だけ」です。厳しいようですが、事実でして、僕もかつて「調子が悪かった」とか、「ふくらはぎをつっていた」とか言い訳していました。
でも、フェデラーとか、大坂なおみがそんな言い訳していますか。たぶん、していないですよね。
あなたの理想のプレーヤーもたぶん言い訳していないはずです。言い訳から卒業することで初めて次のステップに進めます。
部内の人と試合するのが嫌だったら、OB誘ったり、高校の友達誘ったりすればいいじゃないですか。僕も大学生のころよく社会人を招待して一緒にプレーしていました。
本当に「上達したい」と思っているならば、行動できるはずです。
自分のプレーを撮影し、ビデオ分析しよう【家でもできる】
そして、「試合」と同じくらい行動を起こせないのが、「ビデオ撮影」です。
僕はこのブログを通して、何度も「ビデオ撮影の重要さ」について訴えてきました。※詳しくは過去記事参照
>>テニスのフォームを即きれいにする方法【きたない原因と対策の提示】
事実、ビデオを撮影すると、自分で思っている自分のフォームと、客観的な事実が違うんですよ。たしかに、ビデオを見ると恥をかきます。
とはいえ、その恥がないと、ずっとあなたはそのままですよ。悪い癖もわからないし、コース選択のミスとか、反応の速さとか、そういうこともチェックできない。
かつて、学生時代大学からテニス部に入ろうという強気な後輩がいました。僕は、「身長高くて、やる気あるけど、伸びてせいぜいノンレギュラーのトップくらいだろうな」と思っていました。
しかし、彼は毎回毎回自分のプレーを撮影し、また、部内で一番うまかった同期の子も撮影し、徹底的に自分と比較しました。特に、「運動連鎖が重要」と聞いてからはその点ばかりを気にして練習していました。
2年後どうでしょう。ちょっとばかし荒削り感があるのとバックハンドに謎のミスがありましたが、なんとかレギュラーですよ。
腰からエネルギーが伝わってくるので、フォアハンドもとんでもなく伸びる伸びる。圧倒的成長ですよね。
果たして、逆に我々はどうでしょうか。不要なプライドにしがみついてしまっていませんでしたか。僕はしがみついてしまっていました。
自主練での試合でも、ビデオ撮影でも、恥を捨てて、「行動したもの勝ち」が真理です。
「フットワーク軽く試行錯誤できるのが僕の強みだ」そう言えるように我々も変わっていきましょう。
今回は耳の痛い話ばっかりだったかもしれませんm(_ _)m
ですが、きっと今回の内容を胸に刻んで変わってければあなたの今ぶつかっている上達への壁も乗り越えられるはずです。
またお会いしましょう。