大学で体育会の部活に入ると、キツくて絶望します【うつ寸前でした】

部活に入るメリット、デメリットテニススクール・部活

こんにちは、KOYA@ソリンドです。

高校からはじめたテニスで、体育会のガチ部活に入ったら絶望しました。

 

さて、先日のツイートを引用します。

 

 

高校時代に、「まだテニスが足りてない。大学では朝から晩まで嫌になるほどテニスをするんだ!」と思いテニス部に迷いなく入部したのですが、、、。

実際にテニス漬けの学生生活を過ごしたら、理系国立大の重い課題と家計的にやめられないバイトもあり、非常に消耗しました。

 

上記のツイートを深掘りしつつ、大学の部活の厳しさについて解説していきます。

 

ただし、厳しい練習を一緒に乗り越えるからこそ、強い忍耐力や一生ものの仲間が得られたのも事実なので、この辺りについても言及します。

なお、記事の前半はすこし暗くなりますが、ハッピーエンドで終わらせます。

 

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大学生になってまで、どうしてガチな部活に入ったのか

 

少なくとも僕の場合は、下記のような感情がありました。

 

 

 

  • 高校で物足りなかったテニスを、満足するまでやりたい
  • チャラそうなサークルに入るような人と関わりたくなかった
  • 本気で何かのことに魂を捧げる学生生活にしたかった
  • 憧れの先輩が、その部活にいた

 

 

部活以外は考えられず、新歓期もテニス部以外の部活やサークルは見ることなく、なんなら入学前から練習に参加して、入部を決めていました。

 

部活で消耗する理由は、「部活以外にしなくてはいけないこと」が多いから

 

これは完全に入学前にはわからなかったことなのですが、、結果からいうと、僕はバイトで消耗しました。

 

僕が入学した大学は、理系国立大学なので、レポートなどの課題は多く、それは想定内でした。

しかし、家計的に貧しい僕は、食費と部活の活動費を確保するためには、バイトをやめるわけにはいかなかったのです。

 

なので、この記事を読むあなたが家計的に余裕のある家庭だったら、バイト頻度を下げられるので、消耗しにくいですよね。

 

ただ、うちは、父親がブラック企業で破滅し、母親も急遽働くようになったような状態でして、選択肢は一択でした。

 

入ろうとしてる部活は、どれくらいの「ガチ度」か

 

ひとくくりに「部活」といっても、その実態は千差万別だと思います。

 

僕の部活は、ぶっちゃけブラックな部活でした。

 

 僕の所属していたガチな部活の例

 

 

  • 火曜・水曜・木曜・土曜の週4で、参加必須の練習
  • バイトとかでは休めない
  • 日曜は、たいてい試合で1日中潰れる
  • レギュラー落ちしたら、1日中試合は出れないけど、大声で応援&拍手
  • レギュラーを取るために、休みの日も空きコマも返上して、自主練習
  • 合宿もガチで、OBとかも怖い
  • 後輩にガンガンとランキング戦を挑まれる

 

 

大好きなテニスをとことんできるので、いいのですが、、、。とはいえ、腹を括った人にしか門は開かれてなかった。

 

 結局、「オフの日」は休みじゃなかった

ぶっちゃけ、調子の悪い日もあります。夜中までバイトしてた次の日とか、ヘロヘロでした。

完全に言い訳なんですが、そんな日の翌日に試合挑まれたら、けっこうツラいです。

 

そして、負ければレギュラーから落ちるので、貴重な休日も、空きコマも返上して、ひたすらボールを打ち続けるしかないです。

僕は、大学1年生のとき、365日中360日は家から出てたように記憶しています。

 

部活の休みも、「休みたいから」とか、「バイトだから」じゃ通りませんでしたからね。「おやすみLINE」というものがあり、休む理由が部員に審判されます。

 

というわけで、あなたがまだ入部する前ならば、先輩にこっそり「生活」を聞いてみたほうがいいと思います。

 

僕は結局、最後まで気力で部活をやりきりましたが、3年生の10月を迎えたときには、魂が燃え尽きる寸前でした。

 

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それでも大学生が部活をやるメリット

※長期的に見たとき、「果実」はあります

ここまではネガティブな話をしてしまったのですが、実は、試練を乗り越えただけの対価も得ました。

もちろん、キツいことを乗り越えられることが前提ですが、以下読み進めてみてください。

 

大学生が部活をやることで、得られる対価は2つ

 

「強い忍耐力」と「一生ものの仲間」が得られたと思います。

 

ちなみに、MARCHでサークルを転々としていた妹は、「ほんとうの意味で心を許せるような仲間はできない」と述べていました。

対して僕は、部活終了後も本音で相談できる仲間を得ました。

 

理系の場合、研究生活に耐えられるようになる

 

もしかしたら、これは理系だけに当てはまることかもですが、研究室は鬼キツいです。

 

 

 

  • 一生懸命考えたアイデアが、指導教員に完全論破される
  • 大発見だと思ったアイデアが、すでに既存研究で行われている
  • 深夜になっても帰れず、研究室に泊まる 
  • 英語の論文を読んで、毎月みんなの前で論文紹介
  • データを取るための調査、実験の作業量が、膨大すぎる

 

 

などなど。

僕の所属していた国立大理系では、研究室の先輩がうつ病で休学したり、退学したりしていましたが、理系研究室とは、それくらいキツかったりします。

 

 でも、部活で培った「忍耐力」が自分の味方をしてくれる

結果からいうと、僕自身も研究室と、バイトとウェブの3本を毎日限界までやった結果、「24時間の中で緊張している時間が長すぎ」で、パニック障害に陥ったりもしましたが、心は折れていませんでした。

 

パニック障害になり、身体をうまくコントロールできなくなった直後くらいに、ウェブ活動の成果が認められてきて、事業支援を獲得。

結果、バイトを卒業することができ、パニック障害も治まりました。生活に余裕もできました。

 

ただ、ふつうはここまで自分を追い込めないかと思います。部活で培った精神力があったので、わりと限界まで耐えることができ、多少の成果につなげられることができました。

 

部活で一緒の飯を食ってきた仲間は、信頼できる

 

妹が、「ほんとうの意味で心を許せるような仲間はできない」と言っていた話をしましたが、僕は逆で、信用できる仲間を得ました。

 

 

 

  • 一緒に、鬼キツい練習を乗り越えてきた
  • 飲み会で、面と向かって、「お前が嫌い」などと言われ、喧嘩してきた
  • 部活の運営方針について、たびたび議論してきた
  • 週5〜7で2年半会い続けてきた
  • 数え切れないほどの昼飯、夜飯を一緒に食べてきた
  • 一緒に、都心へ出かけたりもした

 

 

いい顔だけでなく、悪い顔もたくさん見せてきました。

 

常に仲が良かったわけでもなく、たくさんの衝突をしてきました。

 

飲み会で、直接悪口を言われたこともあります。

 

けれど、このような数多の「経験」と「時間」を共有してきたからこそ、ほかの組織で出会った人間とはケタ違いの、ぶっ飛んだ信用貯金額があるわけです。

 

なお、この記事を書いている今、「資産の泉」なるグループLINEで、FXについての返信がきました。

進んだ方向性は違えど、引退後は「資産形成」で繋がったりしています。面白いですよね。

 

というわけで、今回は以上です。

 

部活はものによっては、破滅しそうなくらい鬼キツいけれど、果実はあります。

自分の直感を信じて、足を踏み入れればオッケイだと思います。

 

それで、やめたくなったら、やめればOKです。

「あなたのための、あなただけの人生」なので、周りの目を気にしすぎる必要はありません。

 

究極は、「部活で得られる果実」にあなたが魅力を感じ続けられるか、それだけです。

 

最後に関連記事を貼っておきます。必要なグリップテープなど、補充どうぞ。

 

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