こんにちは、KOYAです。
ラケットレビューが人気で、「フェデラー ラケット」でもおおよそ1〜4位に僕の記事が位置できています。皆さまのおかげです。
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@SEO攻略 ( ) March 7, 2019
フェデラーのラケット、ナダルのラケットと扱ってきて、「我らが錦織」の最新ラケットをレビューしないわけにはいかないなと思い、今回記事にて扱わせていただきます。
[参考:別タブで開きます]
>>「wilsonプロスタッフRF97レビュー【どこよりも詳しく使用感想を評価します】」
>>「【ナダルのラケット】バボラピュアアエロをレビューする【評価高い】」
「ULTRA」はもともと「ボレー特化ラケット」という路線でウィルソンは打ち出しましたが、「ULTRA TOUR 97」を出してから、今回の「ULTRA TOUR 95」含め、他系列のラケットを吸収合併するようになってきましたね。この辺についても言及します。
本記事の内容
▪︎ULTRA TOUR 95のスペックや特徴が分かる
▪︎ULTRA TOUR 95がどんなプレーヤーに合うかが分かる
内容としては、上記の通りです。
「錦織好きだし、ウルトラツアーはどうなんだろ、ちょっと買う前にレビュー見たいな、、、」
そんなあなたの疑問にお答えします。
【2019年】錦織ラケットは「ウルトラツアー95」です
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2019年全豪オープンから錦織は紺に水色が基調のとてもデザインに優れたラケットにしましたが、こちらは「ULTRA TOUR 95」です。
錦織は前回「BURN」というラケットを使っていたのですが、今回から「ULTRA」に乗り換えとなりました。
元々2017年くらいの頃ULTRAは「ネットプレーで優位性を発揮する黄金スペックラケット」として位置づけられていたので、そういう意味ではULTRA TOUR97が登場した時を含め、ULTRAシリーズは「変化しているシリーズ」という感じがしますね。
「ULTRA」シリーズの変化とは
:面安定性、ネットプレーに特化して「万能」を目指した「面大きめ、中厚なラケット」たち。6モデル展開
▪︎2017年年末
:突如としてプロストックH19を意識した(といわれる)「ULTRA TOUR 97」が登場。しなるハードスペック薄ラケで、かなりULTRAの中では浮いた存在に。
▪︎2019年年始
:「BURN95+クラッシュ・ゾーン」モデルが新規モデルとしてULTRAシリーズに編入された。
「TOUR」を冠する2モデルがかなりキャラの濃いラケット達で、ちょっと「ウルトラはこう」と一括りには言えなくなっちゃいました。
「ULTRA TOUR 97」も、ラケット好きにはかなりたまらないスペックで、国内では未発売ながらもネットで買えるということでネット民の中では大盛り上がりでした。
元々「H19」と呼ばれる330g、19mm、97インチのハードスペックながら鞭のようにしなって相手コートにえげつないパワーを生み出すプロストックの市販モデル?!として大盛り上がりでした。
、、、この話をし始めるとウルトラツアー95のレビューをする前に記事が終わってしまいそうなので、それはまた別の記事でということにさせていただきますm(_ _)m
>>参考記事:「プロストックラケットの真実。確実・格安に入手できる方法と使用感、画像をお見せします」
「ウルトラツアー95」のスペックと特徴
カタログスペックは次のようです。
▪︎フェイス面積:95平方インチ →面小さめ
▪︎ラケットの長さ:27.25インチ →普通のラケットより指一本分グリップが長い
▪︎重量:309g →重め
▪︎フレーム厚:22mm :標準
▪︎ストリングパターン:16×20 →横糸多め
ところどころツッコミを入れておきましたが、、実はスペックを見ただけでも「完全に錦織仕様」なラケットであることがわかります。
基本的には、錦織さんが「平均身長の高い他のトッププレーヤーたちと戦うのに合わせて長ラケットで遠心力でパワーを補い、それなりな重量も求め、しかし打感情報はしっかり感じたい」、そんな意図を感じます。
今回のラケット変更も色んな試作品を多数試したそうですが、結局元のBURNが一番で、とはいえ「バウンドしてからのボールの伸び」がもっと欲しくてクラッシュゾーンの搭載に至ったという感じだそう。
さらに「クラッシュゾーン」を搭載したことで、「実質の98インチ」ほどスイートスポットは広く感じられるようになったとウィルソンの発表にて解説されています。
使ってみた感想はどうだったか
短く言うならば、「シャープだけど、打球にパワーがあり、ボールもストンと落ちます。しかし、ラケットは振れる人に限る。」
正直に言うとこんな感じです。ですので、「55歳超え」とかだと正直このラケットの良さは味わえないかと思いますm(_ _)m
>>おすすめは、「【ナダルのラケット】バボラピュアアエロをレビューする【評価高い】」
以下詳細に分析していきます。
▪︎プロスタッフの95インチよりかはやさしかったけれど、とはいえ98インチとまではいかないように体感で感じた。96、7インチくらいかな。
▪︎スライスも強烈に回転を作ることができた。しかし、「クセ」は全体的にあるかなと。
▪︎ロングインチなので、遠心力でパワーは出るけれど、コントロールは今回だけでは慣れられなかった。1ヶ月くらい使えばロングインチに慣れられそうです。
▪︎スイートスポットにちゃんと当てられる人ならば、プロスタッフやブレードを使うより球が鋭くなるなと確信しています。ベースライン上での激しい打ち合いを好むけど、フィーリングも欲しい、そんな人に合うかと。
▪︎両手バックハンドに合いそうですね。引っ叩けそうです。片手の高い打点へのアシストはなかったです。
▪︎サーブも回転をかけられる人ならば、他のラケット以上に「ストン」と落ちてくれてダブルフォルトが減るかと。
▪︎ふだんトップライトなラケットを使っているからか少しトップヘビーで腕が疲れました。とはいえ、勝手にヘッドが回る分いつも以上にスピンが生産されて相手は打ちづらそうでした。
【提案】「JPモデル」にするのもあり
ウルトラーツアー95が合うプレーヤーとは
一番は、「それまで錦織シリーズ(BURNなど)」を使っていたプレーヤーかなと思います。
また、ピュアアエロとも大きく打感は違いまして、ウルトラツアー95はちょっと難易度は上がるけど、より打感がくっきりしていて、かつ鋭いスピンがかかるイメージです。
「扱いやすい」、「イージー」なのはピュアアエロですけど、、、。
>>参考記事:「【ナダルのラケット】バボラピュアアエロをレビューする【評価高い】」
→飛ばない、打感は極上にいい。コントールもいい。けどパワーなさすぎて試合では勝てないラケット。スイートスポットを外したら終わり。スライスは最強
▪︎ULTRA TOUR 95
→けっして誰もが使えるラケットではないけれど、スイートスポットにボールを当てられる中級者以上で、かつベースラインからしっかりスピンで最後は落とすようにしてコントロールしていきたい人にはいい感じ。パワーとシャープさ、コントロールをかなり両立できていると思う。
▪︎ピュアアエロ
→打感はよくわかならないけれど、かなりスピンがかかってミスが減る。パワーも反則級にあり、感覚はよくわからないけれど、かなり勝てる。ゴリ押しでいける。
プロスタッフとピュアアエロの間に挟むと位置付けのイメージがわかりやすいかなと思います。
「プロスタッフはパワー無さすぎて、、。けどピュアアエロだと打感がぼやけて面白くなくて。」そんなあなたにはすごくマッチしそうに思います。
ロングインチは僕も昔2ヶ月くらい使っていたことがあるのですが、「15回くらい」練習で使えばそれはそれで出力感覚がしっくりくるようになると思います。
そんなわけで、「僕には合いそうだ!」というあなたはぜひウルトラツアー95を使ってみてください。
現在は買ってもし自分に合わなくてもメルカリで売買できる世の中なので、以前よりかは気軽に買いやすいかなと思います。
以下、錦織さんの関連記事です。
【38億円】錦織圭の年収が凄すぎ【No.1ジョコビッチより高額】