テニスを始めたばかりの人「今年からテニスを始めたけど、何から始めたらいいかわからない。道具もこれで足りるかわからないし、練習も何から始めたらいいのやら、、、。」
そんな疑問に答えます。
本記事の内容
▪︎【確認】テニスを始める上で揃えるべき道具
▪︎テニスを始める前から伸ばす秘訣とは【事前に動画学習すべき】
▪︎テニスはテニススクールに通わなくても一人で伸ばせます【思考を変えればOK】
記事構成は上記のとおり。
本記事にならってテニスを開始すれば、一緒に始めた同期よりも効率よくテニスを伸ばせると確信しております。
大学の体育会テニス部でまでテニスをし、その後もテニスを継続している僕が、わかりやすく解説していきます。
【確認】テニスを始める上で揃えるべき道具
(注意):「もうすでに道具は揃えたよ」というあなたは、この部分はスクロールして下へ進んでしまって構いませんm(_ _)m
▼テニスに必要な道具とは?
▪︎ラケット
▪︎ボール
▪︎シューズ
▪︎ウエア
最低限、必要なものは上記のとおり。
この中でも、ボールはテニススクールや部活ですでに用意されているかもですし、ウエアは最悪なんでもありです。
※もしも、ボールを買うならば、「ダンロップ、St.」にしておくと消耗が遅いので、何回も使えます。
ラケットとシューズに関して以下深掘りします。
初心者におすすめな、失敗しないラケット
「ラケットを買わなきゃなのはわかるけど、何買えばいいかわからない」
そんなあなたにおすすめなのは、「バボラのピュアドライブ」です。
詳しいことは、「【テニス】万人におすすめできるラケットは多くない【踊らされるな】」という過去記事で解説しているのですが、簡単にいうと、「面が大きくて、フレームが厚めで、がっしりしているから、使いやすい」です。
※正確にはちょっと違いますが、初心者に向けた記事で、イメージしやすいように表現しています
そして、このラケットだと、「スピン」がかけやすいので、=ミスが減って、勝ちやすいです。
そして、初心者が負ける最大の理由は「バックアウトとネットによる自滅の多さ」があります。
ピュアドライブなら、自動的に他のラケットよりも多くの回転がボールにかかり、ボールがネットの高いところを通過しつつ、コートの中にストンと落ちやすいです。結果、勝てます。
このような背景があり、「ピュアドライブ」をあなたに推薦しました。
>>参考:【悲報】プロストックを使ってもバボラのピュアドライブに勝てない
デザインがイマイチ、とかの理由で他のラケットがいい場合は、機能と打った感想を詳細に記事にてレビューしているので、「ラケットレビュー」カテゴリを参考にしてみてください。
靴擦れで買い直しにならないシューズとは
テニスはランニングのように前だけに進むだけでなく、横への動きも大きいので、そのために専用のシューズが必要です。
※僕がランニングシューズでテニスをした時、5分で破けました<(_ _)>
しかし、テニスシューズは大きな衝撃に耐えうるようガッシリしているのですが、逆にそのために靴擦れで買い直しになったりします。 ※僕は、最初4回くらい買い直しました。
テニスシューズを買う際は、以下の2点に気をつけてください。
①コートのサーフェスは何か
:テニスコートは土のコート(クレー)、砂入り人工芝のコート(オムニ)、コンクリートのコート(ハード)、室内カーペットのコート(カーペット)などがあり、それぞれコートの種類によって選ぶべきシューズの底(ソール)が変わってきます。
②サイズは適切か
:スポーツ店の店員は「大き目のサイズにした方がいい」というかもですが、ちょっとのゆとりがテニスほどの激しいスポーツだと痛みに変わります。ジャストサイズにした方が買い直さなくてすみます。
過去の僕は、「大き目のサイズ」にしてしまっていたから、靴の中で足が遊んでしまい、外反母趾に苦しみました。
>>参考:テニスシューズで足の親指や小指の付け根が痛い方へ【外反母趾・内反小趾】
シューズとしては、強靭だけど、「足に吸い付くような感覚」があり、裸足のように1歩目の反応が早くなる「ウィルソン ラッシュプロ」がおすすめです。 ※僕は何回他のシューズに浮気しても、結局ここに戻ってきてます
ソールは、よくわからなかったら、「オールコート(=ハードコート用)」にしておくと安心です。
テニスを始める前から伸ばす秘訣とは【事前に動画学習すべき】
そして、本題に入りますが、テニスを始めてからで、周りよりも上達を早めるためには、「知識とイメージ」を事前に頭に入れた状態でコートに向かうことが重要です。
先日のツイートを引用します。
ブログは飛行機の離陸によく例えられます。
・離陸するまでが一番大変
・一度離陸すれば風に乗るここに、僕の見解を付け加えると、
・着陸しない飛行機はない
・着陸するまでの飛行可能時間は、離陸前に積んだ燃料の量に比例するいかがでしょう。
— KOYA April 30, 2019
「ブログ」で例え話をしてしまってますが、これを「テニス」に置き換えてみます。
・離陸するまでが一番大変
・一度離陸すれば風に乗る
ここに、僕の見解を付け加えると、
・着陸しない飛行機はない
・着陸するまでの飛行可能時間は、離陸前に積んだ燃料の量に比例する
テニスも、「一度ラリーが自由ができるレベル」までになったら、あとは上手い人とバコバコ打って反省しつつの改善でどんどん上達するのですが、最初の離陸(試合ができるレベル)までが一番しんどいです。
ですが、「一度離陸すれば風に乗る 」と述べているように、あなたもやめない限り必ずイメージした軌道で思いのままにボールをコントロールできるようになります。
そして、「着陸するまでの飛行可能時間は、離陸前に積んだ燃料の量に比例する」と述べたように、事前にどれだけの知識とイメージをもってテニスに臨むことで、上達効率を高められるはず。
どんな知識を事前にインプットすべきか
テニスのラリーは、「ミスしなければ勝てる」ので、まずはスピンをかけられるようになることと、サーブをミスらず入れられるようになることが最初の目標です。
下記のような手順で学習すると良いでしょう。
<STEP1>テニスのルールを知る
→ルールを知らないと、試合ができませんね
<STEP2>ストロークにフォアハンドとバックハンドがあることを知る
→利き手側に来たボールはフォアハンド、非利き手側にきたボールはバックハンドで処理します。
<STEP3>スピンの原理を知る
→ボールがネットの高いところを通過し、相手コートのベースラインの手前で落ちるようになるので、ミスが減り、打球が安定するようになります。
<STEP4>グリップの握りに種類があることを知る
→実はショット毎にグリップの握りが違います
※実際にコートでテニスをするならばまずグリップから教えるべきかもですが、この記事を見ているときは、コート外だと思うので、イメージを構築することを優先するため、4番目としています。
見るべき記事・動画を紹介します
①テニスのルール
「東レ・テニスの見方」を見ると、テニスのルールがなんとなく理解できるはず。
この「なんとなく」の状態で、下記の試合を見てみましょう。
「テニスというスポーツの向かっていく方向」というものがわかってくると思います。
②フォアハンドとバックハンドがあることを知る
上記の動画を見て、2人とも右利きなので、右側に来たボールの打ち方が「フォアハンド」。左側に来たボールの打ち方が「バックハンド」です。
③スピンの原理を知る
2人ともすごく強くボールを打っているけれど、ミスしていませんね。それは、「トップスピン」と呼ばれる順回転をボールに与えているからです。
動画でトップスピンの原理についてみてみましょう。
飛ばしながら見て、「へぇ、こんなのもあるのか」と知っていただければOKです。
そのイメージがあってコートへ向かうのとそうでないのとでは大きな差がありますからね。授業の予習みたいなものです。
④グリップの種類を知る
こちらもコートに行ってから知るのではタイムロスになってしまうので、今のうちに「へぇ〜」と軽く流し見しておきましょう。
※スイマセン、YouTubeに少しでも参考になる動画がなかったので、上記の記事をチラ見してみてください。
そして、だいたいこれくらいの知識のインプットがあれば、あとはコートに行って実際にテニスを習えばOKです。
間違いなく、何も知らないでテニスをし始めるより、「なるほどね」と教えられたことの吸収が良くなるはずです。
頭で思うことと、実際にコートで経験することには大きな隔たりがあると思うので、そこを実践しつつ、埋める感じです。
テニスはテニススクールに通わなくても一人で伸ばせます
もちろん、まずはテニススクールなり部活なりで基本を教わった方がいいですが、そのあとは思考を変えればお金を出して習わなくても、テニスは上達できます。
基本的には、「自分の悪いところを見つけて、それを潰す」というシンプルなことができている限り成長できるはずです。
そして、「弱点発見」のためには、試合をしたり、自分のフォームをビデオ撮影したりすることで見つけることができます。
つい、思考停止にバコバコ「仲間と数時間打ち合って終わり」となりがちですが、あなたにはそうなってほしくありません。
ぜひ、始めたばかりの今だからこそ。「頭を使って」テニスをするようにしてみてください。
「今日は何を改善できたか」「何が今後の課題か」
これを毎回の練習の後考えられるようになるだけでも、周りより早くテニスを伸ばすことができます。
初心者向けの記事を合わせてどうぞ。
テニス上達を最効率化させる方法は「思考」を変えること【家でも可】
テニスのフォームを即きれいにする方法【きたない原因と対策の提示】
テニスの壁打ちはあまり意味がない【中級者以上は他すべきことあり】